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ソニー、光って踊るBluetoothスピーカー。「Rolly」開発メンバーも参加

 auは、スマートフォンなどの公式アクセサリ「au +1 collection」の製品として、声で操作ができ、音を出しながらダンスもするソニーモバイルコミュニケーションズ製のBluetoothスピーカー「Smart Bluetooth Speaker BSP60」を7月中旬以降に発売する。

音を出しながらダンスもするBluetoothスピーカー「Smart Bluetooth Speaker BSP60」

 球形のBluetoothスピーカー。一見すると黒いボールだが、前面にディスプレイを内蔵。時計や再生中の楽曲情報などを表示するほか、上部の左右にある円形のスピーカーカバーがせり出し、内部のLEDが明滅。底部には車輪も備えており、音楽に合わせて独自のアルゴリズムで動き、光りながらサウンドを奏でるのが特徴。

一見すると黒いボールのようだが、
スピーカーカバーがせり出し、内蔵したユニットから音を出し、踊る
底部に車輪を搭載。これでアクションを行なう
充電用USB端子も備えている

 スマートフォンとBluetoothで連携し、アプリから制御して利用するのが基本的な使い方。最大の特徴は、音声操作ができる点で、「OK、スピーカー」と呼びかけるとボイスコントロールモードが立ち上がり、「◯◯を再生」とアーティスト名や楽曲名を話すと、スマートフォンに保存されたその曲を再生してくれる。

 対応言語は日本語、英語、仏語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ロシア語の予定。ユーザー名を登録して、スピーカーに名前を呼んでもらう事もできる。

 ボイスコントロール機能では音楽再生に加え、日付/時計、電話、アラーム、スケジュール、天気、不在着信の情報、タイマー、SMSなどの情報を読み上げさせる事も可能。

 前面のディスプレイは128×100ドットで1.6インチのモノクロ有機LED。ディスプレイの隅には光るLEDが4つあり、これがタッチボタンとして機能。音量調整などの操作が本体からもできる。

 音楽再生中にダンスするほか、ユーザーからの問いかけに動きながら考えるといったアクションをする。なお、開発には、かつてソニーが販売していた踊る音楽プレーヤー「Rolly」を手掛けた開発チームのメンバーも何人か参加しており、Rollyのノウハウも投入されている。

Smart Bluetoothスピーカー BSP60の動作デモ

 スマホ側から操作する際には、アプリ「Smart Bluetooth Speaker BSP60」というアプリを利用する。

 対応端末は、Android 4.4以上。Bluetooth 3.0に準拠し、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFPに対応。コーデックのLDACには対応しない。天面にNFCマークを装備。最大出力は2.5W。充電用のUSB端子も備えており、音楽の連続再生時間は約5時間、待機時間は約15時間。直径は約100mm、重量は約349g。

(山崎健太郎)