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iFI-Audio、ライン出力を強化したDSD 11.2MHz対応のUSB DAC「micro iDAC2」

 トップウイングは、iFI-AudioのUSB 3.0対応DAC「micro iDAC2」を7月下旬に発売する。価格は55,000円。7月11日に中野サンプラザで開催される「ポタ研2015夏」(フジヤエービック主催)で試聴できる。

micro iDAC2

 '13年に発売された「micro iDAC」の後継モデル。入力はUSB 3.0、出力は同軸デジタルとアナログRCA、ステレオミニのヘッドフォン端子を各1系統備え、DAC/DDC/ヘッドフォンアンプとして利用できる。TI/バーブラウンのDACチップを採用し、新たにDSD 256(11.2~12.4MHz)やPCM/DXDの384kHzなどにも対応した。

 既存のポータブルモデルであるmicro iDSDやnano iDSDの技術を採り入れた一方で、「据え置きに徹したハイスペックDAC」として、両機種のRCAライン出力では使われていない「クラスAチューブステート」(A級動作)や、N-Channel J-FetとPNPバイポーラトランジスタを組み合わせたディスクリート構成の「ダイレクトドライブ機能」も採用したことで、ライン出力を大幅に強化した点などが特徴。

 USBバスパワーで動作。外形寸法は158×68×28mm(幅×奥行き×高さ)。重量は193g。

USB 3.0などを装備
アナログRCA出力とヘッドフォン出力
底面

(中林暁)