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WBT「nextgen」の純銀/純銅採用ターミナル。RCAプラグも
（2015/7/31 13:46）
エソテリックは、独WBT「nextgen(ネクスジェン)」ブランドの高級スピーカーターミナル4製品やRCAコアキシャルプラグ1製品を8月20日より発売する。ターミナルは「絶縁ポールターミナル」と名付けられ、ラージとスリムを用意。ラージタイプは純銀コアの「WBT-0703Ag」が30,000円、純銅コア「WBT-0703Cu」が18,000円。スリムタイプは純銀コアの「WBT-0708Ag」が28,000円、純銅コア「WBT-0708Cu」が16,000円。純銅コアのRCAコアキシャルプラグ「WBT-0114Cu」が16,000円。いずれのモデルも赤×2個、白×2個の計4個入り。
「nextgen」は、導体と樹脂素材をハイブリッド構造とすることで、コネクタの確実なコンタクト性と、ピュアマテリアルの使用で理想的な信号伝送を可能にするという2つのコンセプトによるコネクタシリーズ。
ターミナル製品は、コア部分に純銀を採用したモデルと、純銅採用モデルの2つを用意。導体を1枚の成形済みピュアマテリアルとすることで、伝送阻害の原因となる導体抵抗や接触抵抗を最小限に抑えるという。導体をナイロン素材のハウジングに収め、強度も確保。締め付けナット部にはエラストマー樹脂製ダンパーを採用し、不要な共振を排除。手締めのみで確実なコンタクトを実現する。
ボディ素材は、ナイロン樹脂やポリカーボネートなどで制振性と強度を高め、ケーブル挿入部周辺はオープン構造にして、従来の絶縁カバー付きターミナルの使いにくさを解消。外形寸法はラージタイプが19×76.7mm(直径×長さ)で、スリムタイプが15.6×76.7mm(同)。
コアキシャルプラグ「WBT-0114Cu」
純銅コアを採用し、400MHzまでフラットな広帯域伝送が可能。信号減衰を抑え、高品位なアナログ/デジタル伝送を実現する。スリーブには銅の含有率68％のブラス(黄銅)製で、ルテニウムフィニッシュを施したものを採用。外来ノイズに対するシールディング性能を高め、フォノケーブルなどアナログオーディオ用途にも適するという。
コネクタは樹脂ハイブリッド構造。接続部はコレットチャック方式。外形寸法は13.6×51mm(直径×長さ)で、適合ケーブル径は9mm径。