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Amazon、Fire TVに新UI導入。日本向けに開発した「アニメタブ」
2026年4月15日 22:00
Amazonは、Fire TVシリーズ向けにホーム画面のデザインやコンテンツ・アプリの表示方法、操作性を刷新した新しいUI(ユーザーインターフェース)の提供を日本でも開始する。新しいUIでは日本向けに開発した「アニメ タブ」も用意する。まずは4月30日に出荷開始する新しい「Fire TV Stick HD」から提供し、その後は現行のFire TVモデルにも順次展開する。
新UIは、順次Fire TV Cube、Fire TV Stick 4K Max、Fire TV Stick 4K Selectに無料のソフトウェアアップデートで展開予定。またFire TV Stick 4K Selectなど、ほかのFire TVストリーミングメディアプレーヤーや、パナソニックやJVCのFire TV搭載スマートテレビにも順次展開予定(現行モデルのみ)。
動画の探しやすさを追求したという新しいメニューやタブなどを備え、対象製品で既存のFire TV体験と比べ、最大30%速い操作感を実現したという。
動画再生、動画選択、その他の機能へのアクセスを独立した機能で再構成。画面左上には映画・TV番組・アニメ・ライブのタブが用意され、各タブから効率的にコンテンツを探すことができる。
このうち、「アニメ タブ」は日本向けに開発したというアニメ特化の項目。「日本のユーザーのニーズに応えるため、多くの特徴を備え、より使いやすく、より多くの作品と出会える環境を用意する」としている。
アニメ タブでは、「2026春のアニメ」や「前期のアニメ」など、放映クール別のおすすめ機能を提供。「日常系・ゆるアニメ」などアニメ特有の幅広く深いカテゴリー分類から、観たい作品を探すことができる。
リモコンのホームボタンを長押しすると、動画再生中でも画面右側にメニューが表示され、画質や音質の調整が可能。視聴を中断することなく、設定変更を快適に行なえる。
画面左側にはナビゲーションメニューも登場。写真やアプリストアなど、動画以外の機能にアクセスするためのないゲーションも刷新された。
ホーム画面では、設置できるアプリ数を従来の最大6個から20個まで拡大。ホーム画面にはそのうち10個のアプリを表示でき、横スライドで残りのアプリにアクセスでき、よく使うアプリを先頭に持ってくるなど、順番の入れ替えもできる。
またFire TVシリーズ向けに開発した新しいアクセシビリティ機能として、表示サイズ拡大機能が利用可能。画面上の文字やコンテンツ動画サムネイルのサイズを大きく表示でき、高齢者など画面が小さく見づらい人をサポートする。同機能は、新しいFire TV Stick HDと、既存のFire TV Stick 4K Selectに順次展開予定。
そのほか、Amazonがライセンスを取得している2,000以上の写真や絵画を表示することも可能。Amazon Fire TV Vice President(バイスプレジデント)のジョシュア・ダノヴィッツ氏は、同機能により「テレビはただの黒い四角い物体ではなく、部屋を美しく彩るアイテムになる」としている。
なお、Amazonの担当者によれば、現状アニメ タブが導入されるのは日本のみ。端末がどの国・地域で使われているかはIPアドレスで判断するといい、例えば日本で購入した「アニメ タブ」が表示できる新しいFire TV Stick HDを旅行・出張などで海外に持っていって使用すると、「アニメ タブ」は表示されないという。
「アニメ タブ」導入については「我々として悩ましかったのは、アニメは一番観られているといっても過言ではないジャンルですが、半分以上の人がアニメをよく観ているのに対し、残りの人々はまったくアニメを観ないこと」だったと経緯を明かした。
「Fire TVのホーム画面全体を使って、おすすめを出したくても、アニメを観る人と観ない人に分かれてしまいます。また例えば『2026年春アニメ』というカテゴリをユーザー全員に表示すると、おすすめとして“深すぎる”。カテゴリもアニメは特殊で『日常系・ゆるアニメ』もアニメを観ない人にも表示するには深すぎます」
「でも、そういったおすすめ、カテゴリを求めているユーザーがものすごく多くいることも分かっていました。これ(アニメ タブ)を作ることで、もう一歩ユーザーの深いニーズに応えられます」











