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ソニー、ハイレゾ+NC併用できるウォークマン「NW-A20HN」

実売28,000円〜。NCイヤフォン+音質強化。microSDも

 ソニーは、ハイレゾ再生とデジタルノイズキャンセリング(NC)の両立を実現した新ウォークマンA「NW-A20/A20HNシリーズ」を10月10日に発売する。価格はオープンプライスで店頭予想価格は23,000円〜43,000円前後。

NW-A20シリーズ。シナバーレッド

 ハイレゾ対応のデジタルNCイヤフォンが付属する「NW-A20HN」シリーズは、16GBの「NW-A25HN」、32GBの「NW-A26HN」、64GBの「NW-A27HN」の3モデルを用意し、店頭予想価格は16GBが28,000円前後、32GBが33,000円前後、64GBが43,000円前後。

NW-A20HN。6色のカラーバリエーションを用意
NW-A20HN。ハイレゾ/NC対応イヤフォンが付属

 付属イヤフォンがハイレゾ非対応のNW-A20シリーズは、16GBの「NW-A25」の1モデルで、店頭予想価格は23,000円前後。

 ボディカラーはシルバー、チャーコルブラック、ビリジアンブルー、ボルドーピンク、シナバーレッド、ライムイエローの6色。NW-A20HNの32GB、64GBはカラーが限定され、32GBはシナバーレッドとライムイエローが選択できない。64GBはシルバーとチャーコルブラックとシルバーのみとなる。

 ハイレゾ対応ウォークマンのエントリー機。DSDには対応しないが、FLAC/WAV/Apple Losslessの192kHz/24bitまでのハイレゾ再生に対応。対応音楽ファイル形式は、MP3/WMA/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless/AAC/AIFF。

ノイズキャンセルとハイレゾを併用可能に

 2014年モデルのA10シリーズからの違いは、新たにハイレゾとデジタルノイズキャンセリングを併用可能となったことと、基板やはんだなどのパーツ変更などによる高音質設計など。

 A20HNでは、付属のイヤフォンでハイレゾとNCを併用でき、A20も別売イヤフォン「MDR-NW750N」の利用で、ハイレゾ/NC両対応となる。なお、A10シリーズも後日のファームウェアアップデートで、ハイレゾ+NC併用に対応予定。

 また、イコライザのほか、VPT、クリアステレオ、ClearAudio+などのソニー独自の音響効果がハイレゾ再生時でも利用可能になった。これはA20シリーズのみの追加機能になる。

ハイレゾ再生時のノイズキャンセルが可能に

A10をベースに音質を強化

 主な仕様は、A10シリーズを踏襲。microSDカードスロットを備えているのも特徴で、128GBのmicroSDXCカードも利用できる。64GBモデルの場合は、128GBをプラスし、192GBの大容量となる。

側面にハードウェアキーなど
背面

 ディスプレイは2.2型、320×240ドットのTFTカラー液晶。動画ファイルの再生にも対応。MPEG-4 AVC/H.264のmp4/m4vや、MPEG-4 Simple Profileの動画、MWV9の再生も可能。JPEG静止画も表示できる。

 フルデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載。ハイレゾ以外のファイルを再生する際に、失われたデータを補いながら高音質再生できるという「DSEE HX」も搭載している。

 新たに、ZX100シリーズと同様にプリント基板にFilled Via構造を採用。ビア部分を銅メッキで穴埋めすることで、電源の安定化や、配線インピーダンスを低減。より引き締まった低音や伸びやかな高音、透明感あるボーカル再現を可能にしたという。また、はんだ素材も見直し、金属結晶の品質を向上。音域ごとのバランスや臨場感を高めているという。

プリント基板にFilled Via構造を採用

 A10シリーズと同様に、電源部に使っているケーブルを、低抵抗ケーブル化することで、力強く、重厚な再生音を実現。ZX1でも使われている技術となる。安定した電源供給を可能にする35μm厚膜銅箔プリント基板や、電源コンデンサへの「POSCAP」採用などの高音質設計も踏襲している。フレームも、アルミダイキャストフレームを採用。剛性を高め、電気的なノイズなど、不要な外乱に強い構造になっているという。

A20シリーズの主な高音質化への取り組み

 クリアベース、クリアフェーズ、クリアステレオ、Clear Audio+などの高音質再生機能も搭載。Bluetooth 2.1+EDRにも対応しており、A2DP/AVRCP/OPPプロファイルをサポート。コーデックはSBC/aptXのほか、ソニー独自のLDACに対応する。NFCもサポート。

 USBデジタル出力機能も用意。ハイレゾ音楽も含め、対応するポータブルアンプやスピーカーなどに、音源をデジタル出力できる。FMラジオも搭載している。

 スタミナ再生も強化。ハイレゾ楽曲は約30時間、MP3であれば50時間の再生が可能。外形寸法は、サイズは109.1×44.4×9.1mm(縦×横×厚さ)、重量は66g。A10シリーズから外寸に変更はないため、ソフトケースや、シリコンケース、保護シートなどのアクセサリは継続利用可能。

新ヘッドフォン「h.ear」とカラーを共通化
MDR-NW750N(シルバー)
MDR-NW750N(ホワイト)

 新たにオプションとして、ノイズキャンセル機能搭載のハイレゾウォークマン専用ヘッドフォン「MDR-NW750N」を10月10日より発売。店頭予想価格は12,000円前後。

 A20HNシリーズ付属ヘッドフォンと同性能で、新開発のハイレゾ対応9mmドライバを搭載。再生周波数帯域は5Hz〜40kHz。対応ウォークマンはNW-A10/A20/ZX100。

ウォークマンSも新色に。4GBのみ

 また、ハイレゾ非対応のウォークマンエントリーシリーズ「NW-S10」シリーズも新色にリニューアルし、10月10日に発売。新色は、ブラック、ブルー、ビビッドピンクの3色。

NW-S13(ブラック)
NW-S13(ブルー)
NW-S13(ビビットピンク)

 内蔵メモリ4GBの「NW-S13」と、同モデルにスピーカーを追加した「NW-S13K」の2モデルを用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は、NW-S13が12,000円前後、NW-S13Kが15,000円前後。

NW-S13K(ブルー)

 カラー以外は従来のウォークマンSから大きな変更点はなく、コンパクトボディなウォークマンでハイレゾ再生には非対応。ディスプレイは2型/320×240ドットのTFTカラー液晶。再生対応音楽ファイルはMP3/WMA/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless/FLAC/WAV/AAC/HE-AAC/Apple Losslessに対応。FLAC/WAVなどは48kHzまでのサポートとなる。動画ファイルの再生にも対応する。

 高音質化機能として、デジタルノイズキャンセリング、Clear Phase、xLOUD、ClearAudio+、クリアベース、サラウンドのVPT、高音域を補完再生するDSEEなどを搭載。Bluetooth 2.1+EDRにも準拠し、プロファイルはA2DP、AVRCP、OPPサポート。コーデックはSBCとaptXに対応する。

 バッテリ持続時間は、MP3 128kbpsの再生で最大77時間。別売ケーブルを用いて、スマートフォンへのおすそ分け充電も可能。最大外形寸法は92.1×42.1×8mm(縦×横×厚さ)で、重量は約50g。

(臼田勤哉)