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ソニー、ワイドFM対応の手回し/太陽光充電ラジオ。スマホ給電も
(2015/10/5 13:08)
ソニーは、手回しで充電でき、iPhoneなどのスマートフォンのバッテリも充電できるポータブルラジオ2機種を11月7日に発売する。価格はオープンプライスで、充電方法が手回しのみの「ICF-B09」が8,500円前後、手回し/USB/太陽光充電に対応した「ICF-B99」が9,500円前後。カラーは、ICF-B09がホワイトとオレンジの2色、ICF-B99がシルバーのみ。いずれも、新たにワイドFM(FM補完放送)に対応したのが特徴。
また、電池駆動のポータブルラジオ3モデルも、新たにワイドFM対応となって10月17日に発売される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は中型サイズで取っ手付きの「ICF-306」が4,500円前後、小型で横置きの「ICF-P36」と、小型で縦置きの「ICF-P26」が各2,500円前後。
手回し/太陽光充電対応の防災ラジオがワイドFM対応
本体に備え付けのハンドルを手で回して内蔵バッテリに充電でき、非常時などにラジオやLEDライトを使えるほか、携帯電話など外部機器への充電も行なえる製品。単3電池2本でも動作する。さらに、ICF-B99は本体バッテリへのUSB充電も可能。ただし、USB-ACアダプタは別売。いずれも、本体はIPX4防滴仕様。
既発売モデル「ICF-B08/88」との違いは、新たにワイドFMに対応した点。災害対策や難聴対策としてAMの番組をFM波で放送するワイドFM(地域によって提供開始時期は異なる)を聴取できる。それ以外の機能や本体デザインなどは従来モデルと同じ。
本体からiPhone/Androidスマートフォンやフィーチャーフォンへの充電も可能。充電ケーブルは、Android端末用のmicroUSBと、フィーチャーフォン用(au用とNTTドコモ/ソフトバンク用)アダプタを同梱する。本体に収めた単3電池からスマートフォンなどへの充電も行なえる。
前面にスポットライトを装備。B09の天面にはソフトライトも備え、広い場所を照らすことなどが可能。B99は天面に太陽光パネルを備えるため、ソフトライトは搭載しない。ヘッドフォン出力も備える。非常用ホイッスルやハンドストラップ、キャリングポーチも付属する。
電池駆動時間は両機種共通で、アルカリ電池利用時はライトの点灯が約50時間、FM受信(スピーカー利用)が約80時間、AM受信(同)が約100時間。外形寸法と重量(電池含む)は、ICF-B99が約58×132×79mm(幅×奥行き×高さ)、約385g、ICF-B09は約58×132×77mm(同)、約376g。
デザイン一新した小型ポータブルラジオ3モデル
「ICF-306」と「ICF-P36」、「ICF-P26」は、いずれも単3電池2本で動作するFM/AMポータブルラジオ。既存モデルの「ICF-305」や「ICF-9」、「ICF-P21」、「ICF-P20(コンビニモデル)」からデザインをリニューアルし、新たにワイドFMにも対応した。
「ICF-306」は、持ち運びに利用できる取っ手を備えた中型サイズの横置きモデル。ヘッドフォン端子はモノラルだが、ステレオミニのヘッドフォンと接続すると両耳からモノラル音声で聴くことができる。本体にモノラルスピーカーも内蔵。外形寸法は約190.1×51.3×97.3mm(幅×奥行き×高さ)、電池を含む重量は約400g。
「ICF-P36」と「ICF-P26」は、着脱可能なハンドストラップ付きの小型モデルで、「ICF-P36」は横置き、「ICF-P26」は縦置きのデザイン。市販のステレオヘッドフォンで両耳からモノラル音声を聴くことができる。付属イヤフォンはモノラル。本体にモノラルスピーカーを内蔵する。
外形寸法と重量は、ICF-P36が約131.5×43.5×69.5mm(幅×奥行き×高さ)、約210g、ICF-P26が約69.5×38×119mm(同)、約180g。