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ソニー、選局しやすくなったアナログチューナーラジオ

「ICF-P27」(左)、「ICF-P37」(右)

ソニーは、ポータブルラジオの新製品として「ICF-P27」「ICF-P37」の2機種を11月5日に発売する。どちらも価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3,000円前後。

「ICF-P26」「ICF-P36」の後継機となる、単3乾電池2本で駆動するFM/AM2バンド受信のラジオ。ICF-P27が縦型、ICF-P37が横型となっている。進化点はチューニング方式が従来のバリコンチューニング方式から電気的チューニング方式に変更されたこと。

これにより、アナログチューナーによる合わせる感覚はそのまま、チューニング針の動きがより緻密になり、選局がしやすくなった。また、隣接する放送局との混線も緩和された。

チューニング針の動きの比較

同調ランプを搭載し、赤いランプでベストチューニングが確認できる。イヤフォン端子に市販のステレオヘッドフォンを接続すれば、モノラル音声を両耳で聞くことが可能。ワイドFM対応など、基本性能のほか、外観についても従来機と同じものとなっている。

ICF-P27の側面
ICF-P27の側面
ICF-P37の天面
ICF-P37の側面
ICF-P37の側面

スピーカー出力は100mW。電池持続時間は、イヤフォン出力の場合、FM受信時が162時間、AM受信時が185時間。スピーカー出力の場合、FM受信時が94時間、AM受信時が99時間。

外形寸法/重量は、縦型のICF-P27が69.5×38×119mm(幅×奥行き×高さ)/184g、ICF-P37が131.5×43.5×69.5mm(同)/210g。片耳イヤフォン、ストラップ、単3乾電池2本が付属する。

本体裏面 ICF-P27(左)、ICF-P37(右)