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オーエス、昇降音を抑えた4K対応電動スクリーン「ピュアマットIII Cinema」新モデル

 オーエスプラスeは、4Kプロジェクタ対応のホームシアター用スクリーン「ピュアマットIII Cinema」シリーズの新製品として、セットの電動スクリーン部を「SEP」タイプに変更し、上黒ジョイントにより全高も長くしたモデルを11月2日より発売する。

 スクリーンサイズのラインナップは、80~140型相当までの計7モデルを用意。価格は80型相当「SEP-080HM-MRK3-WF302」が26万円、140型相当の「SEP-140HM-MRK3-WF302」が45万円。

SEP スクリーンピュアマットIII Cinema

 ピュアマットIII Cinemaの生地(WF302)を採用した、ホームシアター用の電動スクリーン。「4K時代にふさわしい極小の織り目を持つ」ことを特徴とし、高解像度の画素でもモアレ発生を低減。反射特性は、拡散型ホワイトマットの理想値であるゲイン1.0。「鑑賞者の位置にかかわらず、同じ画質の映像を見ることができる」とする。

 生地には2種類の異なる織り方による「特殊二重織」を採用し、従来のピュアマットIIに比べて糸の太さを半分にし、生地表面の織目を1/4まで微細化。生地の主な素材はポリエステル。

生地の接写画像
生地顕微鏡画像

 新モデルでは、電動部を「SEP」に変更し、低価格化も実現。巻き取りローラー径を約26%大型化し、スクリーン部の平面性を維持したままSEPの機構に取り付け可能。設置の制約を少なくした。さらに昇降音の静音性も、従来比で約20%向上させている。

 また、上黒(スクリーン上部の黒マスク部)ジョイントに対応したことで、天井からスクリーンを引き出す高さの余裕ができ、「インストール条件が楽になる」としている。

 100型モデルのイメージサイズは2,214×1,245mm(横×縦)。外形寸法はパネルカラーによって異なり、ホワイトモデルは2,561×134×2,223mm(幅×奥行き×高さ)、ブラックモデルは2,561×135×2,217mm(同)。重量は共通で約16.1kg。

画面
サイズ
イメージサイズ
(横×縦)
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
重量価格
80型1,771×996mm(ホワイト)
2,118×134×2,223mm
(ブラック)
2,118×135×2,217mm
13.9kg26万円
90型1,992×1,121mm(ホワイト)
2,339×134×2,223mm
(ブラック)
2,339×135×2,217mm
15kg28万円
100型2,214×1,245mm(ホワイト)
2,561×134×2,223mm
(ブラック)
2,561×135×2,217mm
16.1kg30万円
110型2,435×1,370mm(ホワイト)
2,782×134×2,223mm
(ブラック)
2,782×135×2,217mm
17.2kg32万円
120型2,657×1,494mm(ホワイト)
3,004×134×2,223mm
(ブラック)
3,004×135×2,217mm
18.3kg34万円
130型2,878×1,619mm(ホワイト・ブラック共通)
3,225×155×2,248mm
30.7kg41万円
140型3,099×1,743mm(ホワイト)
3,446×155×2,248mm
32.6kg45万円

(庄司亮一)