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ベンチャークラフト、AK4490搭載でDSD 5.6MHz対応のハイレゾポータブル「VALOQ」

 ベンチャークラフトは、ハイレゾポータブルプレーヤー「VALOQ」を12月中旬に発売する。PCM 384kHz/32bit、DSD 5.6MHzのネイティブ再生が可能で、USB DAC機能も備えている。価格は9万円の予定。

ハイレゾポータブルプレーヤー「VALOQ」

 2.4型、320×240ドットのTFT液晶を備えたプレーヤー。ストレージとしてmicroSD/SDHC/SDXCカードスロットを1基搭載。2TBまでのカードが利用できる。

 再生可能な音楽ファイルは、WAV/FLAC/AIFF/MP3/AAC/ALAC(Apple Lossless)/Ogg Vorbisで、DSDはDSDIFF/DSFの再生が可能。PCMは384kHz/32bit、DSDは5.6MHzまでのネイティブ再生ができる。

 DACには、旭化成エレクトロニクス(AKM)の「VERITA AK4490」を採用。サンプリングレートコンバーターにも、AKMの32bit「AK4137」を採用。入力されたPCMデータをDSD(5.6MHz)、もしくはPCM 384kHz/32bitに変換し、高音質再生できるという。3種類のデジタルフィルターも選択でき、音の違いが楽しめる。

 DACの差動出力を活かし、完全フルバランス回路設計を採用。ヘッドフォンアンプには、「優れた直線性で大きい負荷を駆動できる」というアナログデバイセズ製の「AD8397」を使っている。

 USB DACとしても動作し、192kHz/24bit、DSD 5.6MHzまで対応する。

 ヘッドフォン出力は125mW×2ch(32Ω)。出力端子は、ステレオミニに加え、2.5mm 4極のバランス出力も装備。ステレオミニ出力は光デジタル出力も兼ねており、最大192kHz/24bitでの出力が可能。DSDデータの場合は、PCM 192kHz/24bitに変換出力される。

 DAC出力部、ローパスフィルターオペアンプ部はユーザーの好みのものに交換する事も可能。ただし、メーカーの保証外で、ユーザーの自己責任となる。

 アナログ信号系には、メルフ抵抗を採用。アナログ信号系コンデンサには、ルビコンPMLフィルムコンデンサを搭載。アナログ回路オペアンプ電源には、独立したチャージポンプ電源を採用し、±7Vの電源供給を行なう事で、ヘッドフォンのドライブ能力を向上させ、クロストークの低減やステレオ感の強調を実現したという。

 メニュー操作などには、ロータリエンコーダを使用。内部の基板には、フィルドビア構造や低誘電率基板を採用。筺体の80%は樹脂だが、アルミ素材と同等の堅牢性を持つというカーボン繊維樹脂を使う事で、高剛性、電磁遮蔽性、軽量性に優れるという。

 電源は内蔵のリチウムイオンポリマーバッテリで、容量は3,000mAh/3.7V。外形寸法は107×70mm(縦×横)

(山崎健太郎)