ニュース

カシオ、鼻歌から演歌も自動作曲できるAndroidアプリ

 カシオ計算機は、鼻歌をもとに、演歌やポップス、ロックなどの楽曲を自動作曲できるAndroidアプリ「Chrodana Composer for Android(コーダナコンポーザー)」をGoogle Playで29日から発売開始した。価格は500円(税込)。対応OSはAndroid 4.4以降。

Chrodana Composer for Android マイク入力画面
Chrodana Composer for Android 鍵盤入力画面
Chrodana Composer for Android 曲の入力画面

 2小節分のメロディを口笛や歌声で入力するだけで、1曲まるごと自動作曲するAndroidアプリ。1月からiOS版を発売していたが、新たにAndroid版として提供開始。Android対応にあわせて、新たに演歌の自動作曲が可能になった。

 作曲や楽器の知識が無くても、思いついた2小節のメロディをもとに、イントロやエンディングも付いた30~110小節のオリジナル曲を作曲してくれるアプリ。2小節は、初期設定のテンポ(1分間に107拍)の場合、約4.5秒。完成した曲は、メールで友人に送ることもできる。

 メロディは、口笛や歌声のマイク入力のほか、画面上の鍵盤を弾いたり、音符を選んで五線譜上に配置することでも入力可能。メロディ入力後に、「ポップス」や「ロック」、「演歌」など10のジャンルと、「楽しげな」、「バラード調」、「ノリの良い」の3種類の曲調から好みのものを選ぶだけで自動作曲が行なえる。

 小説単位のメロディー変化幅や、メロディの動きの大きさ、序奏(オブリガート)の生むなども指定可能。出来上がった曲の主旋律の修正にも対応する。

(臼田勤哉)