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ORB、カートリッジを温めてレコードの音質改善を図る「Cartridge Warmer」

 ORBは、遠赤外線でフォノカートリッジを温めて音質改善を図るカートリッジエージング器「Cartridge Warmer」を1月15日より発売する。価格は34,000円。

Cartridge Warmer

 カーボンを加熱して発生させた遠赤外線でカートリッジを温め、「カートリッジ本来の性能を引き出す」というアクセサリー。カートリッジを上に乗せる形状で、アナログプレーヤーのターンテーブルの脇に設置し、トーンアーム置き場としても使える。外形寸法は35.5×69×42.5mm(幅×奥行き×高さ)、重さは86gで、設置には37×70mm(幅×奥行き)の面積が必要。対応カートリッジサイズはケース内寸法24×40mm(同)まで。

 ヒーター部には遠赤外線放射量の多いカーボンを採用。放射される熱エネルギーが空気を介さず、直接カートリッジに向かう遠赤外線方式を採用し、対流伝熱効果も利用してカートリッジ全体を効率的に温める。温度センサーによる温度制御も行なわれ、一定温度で温めることが可能。「アナログレコードに刻まれている緻密で繊細な音質を最大限に表現する」としている。電源はACアダプタ。

アナログプレーヤーへの設置イメージと寸法
対応するカートリッジの寸法

(庄司亮一)