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iFI-Audio、ヘッドフォンアンプ「micro iCAN」の駆動力やサラウンドを強化した特別版

トップウイングは、英iFI-Audioの据え置き型アナログヘッドフォンアンプ「micro iCAN」のスペシャルエディションとして「micro iCAN SE」を1月25日に発売する。価格は5万円。

「micro iCAN SE」

 従来型iCANと比較して、15Vを採用した駆動能力、回路部品変更によるアナログ品質の向上、出力などもアップしたというバージョン。

 今後発売予定の製品「pro iCAN」のテクノロジーも投入しており、従来よりも洗練された「XBass」機能や、音場が広がるだけでなく、「演奏者が目の前にいる感じが一層強まる」というサラウンド技術「HolographicSound」を搭載している。

 入力端子はステレオミニと、アナログRCAを各1系統装備。出力は標準端子のヘッドフォンを1系統備えている。0dB、12dB、24dBから選べるゲイン設定も用意。ヘッドフォン出力は4,000mW(16Ω)。

正面
背面。ライン出力などを備えている

 真空管がオーディオ信号を増幅する手法をモデルとしたディスクリート回路を搭載。「TubeState」と名付けた独自のもので、A級動作。出力用のカップリング・キャパシタが無く、信号を純粋なまま伝送できるという「DirectDrive」機能も投入しいている。

 外形寸法は68×158×28mm(幅×奥行き×高さ)、重量は216g。

(山崎健太郎)