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iFI-Audio、ヘッドフォン祭にDSD対応DAC搭載ポータブルアンプ「micro iDSD」を出展

「micro iDSD」の各部説明イラスト

 5月10日と11日に、東京・中野サンプラザで開催される「春のヘッドフォン祭2014」において、英iFI-AudioのDAC内蔵ポータブルヘッドフォンアンプ「micro iDSD」のプロトタイプ機が参考展示される。iFI-Audioの広報と製品サポートを行なうオフィスENZOが明らかにした。発売時期や価格などの詳細は後日発表するという。

 コードネーム「Meaty Monster(ミーティ・モンスター=中身の詰まった怪物)」として開発されているもので、DAC内蔵のポータブルヘッドフォンアンプ。DACは「デュアルコア4シグナルバーブラウンDACチップ」を使用。PCMだけでなく、DSD/DXDファイルの再生にも対応するという。

同軸デジタル入出力も備えている
底面と思われるイラスト

 USB DAC機能利用時には、アシンクロナス、ビットパーフェクト伝送に対応。Windows Vista以降、Mac OSに加え、Linuxでも利用でき、カメラコネクションキットを介してiOS機器とも接続可能。ハイレゾ対応ウォークマンと専用ケーブルを用いて接続する事もできるという。

 同軸デジタル入出力端子を備えており、デジタル出力を持ったポータブルプレーヤーとの接続も可能。ヘッドフォン出力は標準端子を1系統備え、RCAのアナログ音声出力も用意する。

 ヘッドフォンアンプ部は、micro iCANと同等の400mW出力。「ボリューム・コントロールについては最高レベル、ハイエンドプリアンプに肩を並べるクオリティを誇り、デジタル入力専用プリアンプとしても使える」という。

 3Dホログラフィック、X-BASS、3段階のデジタルフィルタも搭載。ゼロジッターテクノロジー、ダイレクトドライブなど、iFI(AMR)独自の技術を搭載している。電源には、3,200mAhの内蔵バッテリを使用する。

(山崎健太郎)