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「TOHOシネマズ 柏」が今春オープン、Dolby AtmosやMX4D採用。セブンパーク内に

 TOHOシネマズは25日、新たなシネマコンプレックス「TOHOシネマズ 柏」を、千葉県柏市沼南地区にオープンする「SEVENPARK ARIO KASHIWA(セブンパーク アリオ柏)」内に今春グランドオープンすると発表した。

巨大スクリーンの「TCX」と、天井スピーカーなどを使った「Dolby Atmos」のイメージ

 セブンパーク アリオ柏は、セブン&アイ・ホールディングスが運営する、公園と商業が一体となった敷地面積約130,000m2の大型商業施設。

 その中にオープンする「TOHOシネマズ柏」は、9スクリーン、約1,500席を備えたシネコンで、メイン館の映像/音響設備には、TOHOシネマズ独自規格による湾曲型の巨大スクリーン「TCX」を採用。また、ドルビーの立体音響技術「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」により、精密な音の定位/移動などの表現や、劇場内の位置に最適化した音場再現などを実現する。

 さらに、映画のシーンに合わせて、客席のシートが前後、左右、上下に動くとともに、風、ミスト、香り、ストロボ、煙や振動など11種類の特殊効果が映画作品と連動するアトラクション型の映画鑑賞スタイルを提案する「MediaMation MX4D」の座席も用意する。

 この他にも、同社がこれまでのシネコン運営で蓄積した経験を活かし「非日常的な空間を意識した洗練された施設設計、長時間の鑑賞でも疲れにくい座席、ストレスなく購入できるチケットシステムなど最高品質の鑑賞環境を提供することで、映像を通した地域貢献を目指す」としている。

(中林暁)