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映画に合わせて座席が動く「MX4D」、TOHOシネマズ10館に拡大。スター・ウォーズ新作も

 TOHOシネマズは、座席の動きや風、香りなど様々な特殊効果と共に映画を楽しめる「MediaMation MX4D」システムの対応シアターを、全国10館に拡大すると発表。既に対応している新宿や六本木ヒルズなどのほか、新たにららぽーと船橋や横浜、なんばなどに今冬より導入し、12月18日公開の「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」もMX4Dで観られる予定。

「MX4D」のロゴ

 米MediaMationによる「MediaMation MX4D」は、映像に合わせて客席のシートが前後左右や上下に動いたり、ミストや香り、ストロボ、煙、振動など11種類の特殊効果が連動することで作品への没入感を高めるもので、「3D映画を超える“アトラクション型4Dシアター”システム」としている。

 TOHOシネマズは2015年より「TOHO4D PROJECT」を発足。国内初となるMX4D対応劇場を、新宿、六本木、ららぽーと富士見に導入した。8月に公開された「ジュラシック・ワールド」では、チケット販売開始とほぼ同時に完売したという。

 同社は「さらに多くの方に“アトラクション型4Dシアター”を楽しんでいただく為、増館する」としており、宇都宮、ららぽーと船橋、ららぽーと横浜、川崎、なんば、岡南に対応シアターを拡大。岡南は、岡山県初の4Dシアター導入となる。

12月公開の「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」もMX4D対応劇場で鑑賞できる
今冬に「MediaMation MX4D」を導入する劇場

・TOHOシネマズ 宇都宮(栃木県)
・TOHOシネマズ ららぽーと船橋(千葉県)
・TOHOシネマズ ららぽーと横浜(神奈川県)
・TOHOシネマズ 川崎(神奈川県)
・TOHOシネマズ なんば(大阪府)
・TOHOシネマズ 西宮OS(兵庫県)
・TOHOシネマズ 岡南(岡山県初4D)

MediaMation MX4Dを導入済みの映画館

・TOHOシネマズ ららぽーと富士見(埼玉県)
・TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(東京都)
・TOHOシネマズ 新宿(東京都)

(中林暁)