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カシオのタフネススマートウォッチ「WSD-F10」は25日発売。カメラのFR100と連携

 カシオは、タフネス仕様のAndroid Wear搭載スマートウォッチ「WSD-F10」の発売日を3月25日に決定した。価格は7万円。カラーはオレンジ、ブラック、グリーン、レッドの4色。

WSD-F10(グリーン)

 カシオが1月の「CES 2016」で発表し、3月下旬発売と予告していたアウトドア向けのスマートウォッチ。なお、当初4月上旬としていた米国での発売も同じく3月25日となる。

 Android 4.3以降、iOS 8.2以降(iPhone 5以降)のスマートフォンと連携できるほか、カシオ製の分離型カメラ「Outdoor Recorder EX-FR100」を、WSD-F10から操作することも可能。発売日の25日に、EX-FR100をWSD-F10と連携させるためのファームウェアアップデート情報を公開予定。WSD-F10をコントローラとしてリモート操作することで、「魚を釣り上げる時の写真など、アウトドアでの躍動感あふれるシーンが撮影できる」としている。

分離型カメラの「Outdoor Recorder EX-FR100」と連携可能

 50m防水対応で、米国の軍用基準のMIL-STD-810に準拠。GPSを活用した山の地図などさまざまなAndroid Wearアプリを利用できるほか、気温や気圧、コンパスなどのセンサー類も装備する。フィットネスアプリのRunkeeperなどを使ってランニングやサイクリング、ウォーキングなどの運動にも利用可能。

WSD-F10(オレンジ)
WSD-F10(ブラック)
WSD-F10(グリーン)
WSD-F10(レッド)

 ディスプレイは、時計用のモノクロ液晶とアプリ用のカラー液晶の2つの層を持つデュアルレイヤータイプ。カラー液晶の解像度は320×300ドット。通信機能は、Bluetooth 4.1やWi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)を装備する。バッテリの連続使用時間は、通常利用で1日以上、時間表示のみでは1カ月以上(使用状況により異なる)。重量はバンドを含めて約93g。

デュアルレイヤーディスプレイを採用

(中林暁)