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録画番組のスマホ視聴アプリ「Twonky Beam」公開終了。PacketVideoソフト開発が終息

 パケットビデオ(PacketVideo)は、DTCP-IP/DLNA対応アプリ「Twonky Beam」の公開を終了すると発表した。アプリストアによって終了時期は異なり、App Storeは10月31日、Google Play/Amazon(Androidアプリストア)は12月7日。パケットビデオがソフトウェア開発事業を終了するため、アプリの公開も終了となる。

Twonky Beamアプリの画面(iOS版)
Twonky Beamアプリのロゴ

 パケットビデオの吉田一成CEOは、公開終了の理由について、「スマートフォン時代に入り、自社ブランドのアプリケーションを世に送り込んで参りましたが、弊社のソフトウェア開発事業終了と共に、Twonky Beamアプリケーションの公開を終了させて頂きます」とコメントしている。

 DLNA/DTCP-IP対応メディアプレーヤーアプリの「Twonky Beam」は、対応するBlu-ray Discレコーダやnasneなどの録画番組を、ホームネットワーク内のスマートフォンやタブレットでストリーミング再生したり、持ち出して視聴可能。アプリのダウンロードは無料だが、DTCP-IP対応のアドオン購入には700円が必要。

 パケットビデオは1998年設立で、本社は米カリフォルニア州。'10年にNTTドコモの完全子会社となった。パケットビデオ子会社のパケットビデオ・ジャパンは、コンテンツホルダーによる直営映像配信サービス「bonobo(ボノボ)」の運営を'15年より手掛けている。

(中林暁)