「まほろまてぃっく」が6年ぶりに復活、新作が12月BD発売

　ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社は、新作アニメ「まほろまてぃっく 特別編 ただいま◆おかえり」を12月23日に、Blu-rayとDVDビデオの2フォーマットで発売する。前・後編構成で、BD/DVDには前後編の両方を収録する。

　さらに、同日にはテレビシリーズの第1期と、第2期もBlu-rayで発売する。各タイトルの価格や詳細は未定。

　なお、新作の「まほろまてぃっく 特別編 ただいま◆おかえり」はテレビ放送も実施。BS-TBSにて、10月17日の25時から前編が、10月24日の25時から後編がオンエアされる。

新作の情報は8月22日に開催された「TBSアニメフェスタ2009」にて発表。会場では特別に前編のAパートが上映された

　「まほろまてぃっく」は、原作・中山文十郎、作画・ぢたま(某)による同名コミックを原作としたテレビアニメとして、第1期が2001年10月から、第2期の「まほろまてぃっく ～もっと美しいもの～」が2002年9月からオンエアされた。今回の特別編は、それから約7年ぶりの新作となっており、お馴染みの登場人物が登場。賑やかな日常描写だけでなく、ダイナミックな戦闘シーンも盛り込まれるという。

　幼い頃に両親を亡くした中学生・美里優(みさとすぐる)のもとに、ある日、1人のメイドがやってくる。彼女の名はまほろ。完璧なメイドとしての仕事ぶりと裏腹に、どこか抜けた部分も持ったその可愛いメイドさんには、大きな秘密があった。

　地球は一般人に知らされないところで外宇宙からの侵略を受けており、それに対抗するため「ヴェスパー」という組織が結成。その組織によって生み出された最強の戦闘用アンドロイドがまほろだった。彼女は熾烈な戦いにより、その寿命を消費。その任務を解かれ、わずかに残った時間の全てを優のメイドとして奉仕するためにやって来たのだ。そして、彼女が美里家に来たのには、ある悲しい過去が関係していた……。

　「ある日突然、可愛いメイドが家に……」という、王道的なストーリー展開だが、背後を貫く重い設定が作品をしっかりと支え、キャラクターの魅力だけに終わらない名作として知られている。声の出演は川澄綾子、瀧本富士子、清水愛、菊池由美、水野愛日ほか。