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Meze Audio「ARTA」降臨、高インピーダンスな平面磁界型ドライバ。Brise Works卓上ヘッドフォンアンプ完成間近
2026年7月18日 17:00
フジヤエービック主催の「夏のヘッドフォン祭 mini 2026」が18日、東京駅・八重洲北口直結のステーションコンファレンス東京6Fで開催。入場者登録不要・入場無料。ここでは完実電気やBrise Audio、フォステクスなどのブースをレポートする。
完実電気
完実電気ブースにおいて、美しいデザインで注目を集めていたのは、Meze Audioの上位機種「ARTA」(アルタ)だ。
Rinaro Isodynamicsが開発した高インピーダンスな平面磁界型ドライバーを搭載。インピーダンスは225Ω。高電圧・低電流動作により、「音楽信号を高い純度で再生できる」という。
バイオニックな流動性と洗練されたアールヌーボーのエレガンスを融合させたというデザインは、気品があり、彫刻作品のようでもある。
Meze Audioからは、フルチタンボディと高性能シングルダイナミックドライバーを搭載した新世代IEM「ASTRU(アストル)」も登場。価格は未定で、8月頃の発売予定。
純チタン削り出しの軽量・高耐久な筐体により、不要な共振を排除。さらに、独自の80層ゴールドコーティング振動板により、単一ドライバーならではの自然で滑らかな音のつながりと緻密な音響表現を実現したという。
Meze Audioの「Empyrean II Japan Special Edition」は、8月発売予定。価格は未定。初代Empyreanの「空気の揺らぎや余韻まで紡ぐ豊かな音楽性」を、最新技術で復活させた日本限定20台の特別モデル。
Empyrean IIをベースにしつつ、試聴とチューニングを重ねてオリジナルらしい低音・中域と自然な空間の響きを再現。ブラック&カッパーの筐体には、日の丸を象徴するレッド・ライヤーバードと、ルーマニア語で日本を意味する「JAPONIA」を刻印している。
Dan Clark Audioからは「Aeon Core」というヘッドフォンが登場。発売日や価格は未定だが、入門クラスとなるAeonシリーズの新製品、ドライバーを新規設計し、ハウジング内部にダンパー材、プレート、バスレフポートを巧に配置。AMTS同等の効果を達成したとのこと。感度は97dBで、DAPでもドライブしやすい密閉型ヘッドフォン。
Brise Audio
Brise Worksブランドのアンプとして開発中の、USB電源で動作する卓上アナログヘッドフォンアンプ、試作Ver.4が出展。アルミ筐体もほぼ最終版の試作ケースで、あとはロゴなどを入れるだけという段階だという。基板も進化し、筐体と相まって音質がブラッシュアップされている。
今夏以降の発売を予定しており、20万円未満を予定しているとのこと。
なお、Brise Audioブランドのヘッドフォンアンプの開発も「同時進行で進めている」とのこと。
6月に発売された、新型インターコネクトケーブル「AKAGANE XLR」も展示。価格は240,000円から。
高い静寂感と実体感を追求したホームオーディオ用XLRケーブルで、YATONO XLRから継承・進化した純銅線材を使った新開発のケーブルを採用。新規開発「SpiralCore」構造を採用し、幅広いバランス接続に対応するラインナップを用意。さらに、新素材のHCNT(ハイグレードCNT)によるシールド構造も採用。
サウンド面では、「低域の芯と重心が安定し、実体感を伴う豊かな量感。高解像度で明瞭な音像を描き、楽器や声の存在感を自然に向上。背景ノイズを抑えて静寂感が際立ち、定位や空間の見通しを明確に再現する」という。
一般的なユニバーサルタイプのイヤフォンにおいて、“Brise Audioの考える最高のサウンド”を目指した「IBUKI」も試聴可能。FUGAKUのように専用アンプがセットになった製品ではなく、様々なDAPやヘッドフォンアンプで駆動できるのが特徴。
超高域がEST(静電型)×2、高域がKnowles BA×2、中域がKnowles BA×2、中低域がSonion BA×1、低域が8mm LCPダイナミックドライバー×2という構成。AKAGANE線材を使用した、IBUKI専用チューニングのアルティメットグレードケーブルが付属する。
フォステクス
フォステクスのブースでは、7月下旬の発売前に、2つのヘッドフォンが試聴できる。既存の「T50RPmk4」と「T60RPmk2」をベースにしながら、新たな高音質仕様モデルとして“誠実な音”を追求した「T50RPmk4Q」と、“感動をもたらす音”を追求した「T60RPmk2Q」。価格はオープンで、市場想定価格はT50RPmk4Qが38,000円前後、T60RPmk2Qが70,000円前後。
自社開発による独自の全面駆動型平面振動板「RP」ドライバーの第4世代を搭載しつつ、内部配線材に、純度99.99999%以上の7Nグレード高純度銅線を採用。RPドライバーが持つ優れたレスポンス性能や微細なニュアンス表現、空間再現力をさらに高めている。
T50RPmk4Qは、モニター・アイデンティティを継承しながら、定位感や音の立ち上がりを鮮明に描写するスタジオリファレンスモデルとして、誠実な音が求められる制作現場で真価を発揮。
T60RPmk2Qは、黒胡桃無垢材ハウジングによる自然で豊かな響きに加え、静寂の余韻や空気感、ボーカルの息遣いまで豊かに再現し、リスニングにおいて深い感動をもたらすとのこと。
2モデルの筐体には究極の高音質を追求する設計思想を象徴するロゴとして、「究」をハウジングにデザインした。
Fosi Audio
Fosi Audioのブースでは、Makuakeにて先行販売中のマグネット式 DAC・ヘッドフォンアンプ「MD3」(25,850円)が人気だ。強力なマグネットでスマホにしっかり装着できる軽量、コンパクトなドングルDACで、サウンドにもこだわった。円形ディスプレイに写真などを表示できる。
さらに、「ポタフェス 2026 夏 秋葉原」で披露された、半開放型CDプレーヤー「DISC Nano」の試作機も登場。筐体部分がコンパクトで、ディスクの下部が露出しながら回転するのが特徴。底面にマグネットを内蔵しており、冷蔵庫などに固定できるのも特徴だ。
















