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スマホを本格DAPにNiPO「A200PRO」。iFi audio「iDSD Phantom」、SHANLINGのR2R DAC搭載「EH90」
2026年7月18日 15:58
フジヤエービック主催の「夏のヘッドフォン祭 mini 2026」が18日、東京駅・八重洲北口直結のステーションコンファレンス東京6Fで開催。入場者登録不要・入場無料。ここではエミライやMUSIN、オリオラスのブースをレポートする。
エミライ
エミライブースでは、iFi audioのデスクトップ向けオーディオ機器が登場。DACとストリーマー、ヘッドフォンアンプを統合しつつ、コンパクトな筐体も両立したフラッグシップモデル「iDSD Phantom」や、NEOシリーズ、ZEN Airシリーズを体験できる。
「iDSD Phantom」は今春発売予定で、価格は未定。グローバルプライスは4,499ドル(予価・税別)。世界初・業界最高峰というDSD2048リマスタリングを実現、JVCケンウッド K2HD Technologyも搭載する。
最大出力7747mWの純A級アンプを搭載し、更に半導体と真空管を切り替えて音の違いを楽しめる。ハイレゾストリーミングのネイティブ再生も可能で、Qobuz、Spotify、Roon、Airplay2などをサポート。DACは、バーブラウンの、4基インターリーブ構成DACチップを採用している。
ZEN Airシリーズからは、「ZEN Air Phono 2」、「ZEN Air Blue 2」、「ZEN Air DAC 2」が登場。Air Phono 2は、MM/MC対応フォノイコライザーの新モデルで、ZEN Air Phonoの後継。低ノイズと高精度RIAA EQで進化している。
ZEN Air Blue 2は、Bluetooth 5.4とaptX Losslessに対応し進化した、ZEN Air Blueの後継となるBluetoothレシーバー。価格や発売時期は未定。グローバルプライスは129ドル(予価・税別)。Bluetooth 5.4に対応し、対応コーデックはaptX Lossless、LDAC、aptX Adaptive/HD/Classic、AAC、SBC。受信・変換・増幅に専用チップを配した、iFi独自のBluetoothアーキテクチャを採用する。
ZEN Air DAC 2は、新DACとバランス回路を搭載し進化した、ZEN Air DACの後継となるUSB-DAC/ヘッドフォンアンプ。発売時期や価格は未定。グローバルプライスは129ドル(予価・税別)。
新たにCirrus Logic製DACを搭載。クラリティ・ダイナミクス・歪み特性が向上。バランス4.4mm出力も新装備。先代モデルから最大300%の駆動力向上を実現。484mW RMS(4.4mm)で鳴らしにくいヘッドフォンも駆動できる。
参考出品として、iFi audioの「iDSD GR2」も登場。「xDSD Gryphon」の後継モデルで、新DACチップやフルバランス回路で進化。今夏発売予定。価格は未定、グローバルプライスは529ドル(予価・税別)。
ポータブルDAC/ヘッドフォンアンプで、DACチップはバーブラウン「PCM1795 DAC」を搭載。先代モデルと比べ、50%増の1,513mW RMS出力を実現。JVCケンウッドのK2HDも搭載。デジタル化で失われた倍音を復元するほか、アップサンプリングなしの「K2」モードも選択可能。
USB-C、Bluetooth、同軸/光デジタル、ライン入力などを装備。Bluetooth 5.4に対応。コーデックはaptX Lossless、LDAC対応する。出力はバランス4.4mm、S-balanced 3.5mmを搭載する。
新ハイブリッド電源モードを搭載し、外部電源供給とバッテリーを自動的に適切に切り替えることで、電池の劣化を抑制する。ディスプレイも搭載し、タッチ操作が可能だ。
エミライが手掛ける、自社ブランドのTWS「NEXIEM」の特別モデルとして、7月31日までクラウドファンディング実施中なのが「em NEXIEM Limited(Studio Master Edition)」。
MEMSドライバーと大型ダイナミックドライバーを搭載するTWSだが、特徴は、音のチューニングを、レコーディングスタジオprime sound studio formのエンジニア達が担当している事。彼らが開発機のパラメトリックイコライザーなどを操作し、プロの求める音質を実現したイヤフォンとして開発されている。詳細は過去の記事を参照のこと。試聴した来場者が、音に関する印象や要望を書き込めるアンケートも用意されていた。
MUSIN
MUSINのブースでは、iBassoのDAP「DX340MAX」に注目。7月24日発売で、価格は619,740円。世界688台のみの数量限定モデル。
DX340の“究極の進化形”として開発されたモデルで、160個のディスクリートPWM-DACを搭載するのが特徴。DX340の128個のディスクリートPWM-DAC構成から、各チャンネルに8個のPWM-DACを増設している。
デジタル処理には「FPGA-Master 3.0」を採用。新FPGAはMaster 2.0比でLUTロジックユニット数を7.5倍に増強し、PWM-DACに対してピコ秒レベルの精密な制御が可能。ジッターを可能な限り低減し、純粋なデジタルオーディオシステムを構築することで、高精度な信号処理を実現する。
SHANLINGからは「Moria」というイヤフォンが登場。8月発売予定で、予価120,000円程度。
10.2mm径、60層スパッタリング・チタンメッキ振動板を採用したシングルダイナミックドライバーを採用。3つの内部チャンバーとデュアルマグネティック回路により、パワフルさだけでなく自然なダイナミクスを実現したという。
SHANLING「EH90」は、自社開発の「SHANLING Pro R2R DAC」を搭載した、デスクトップDAC/ヘッドフォンアンプ。I2S、HDMI ARCなど多彩な入力を備えるほか、ヘッドフォンアンプとしては32Ω負荷時に5000mWを超える高出力を備えている。9月発売予定で、価格は未定。
オリオラス
FORTE EARSの「Violetta」は、ヴェルディ作曲のオペラ“椿姫”からインスピレーションを受けたForteEarsの第3作目となるプレミアムイヤフォン。8月末頃から9月上旬頃に発売予定。想定価格は約21万~23万円。
自社開発のダイナミックドライバー「Cadenza」を搭載しており、1基のドライバーだけで全帯域を再生するシンプルな構成。「この構成だからこそチューニングチャンバーの容積や形状、気圧調整、共振制御に至るまで、あらゆる要素を極めて高い精度で設計するのに長期間研究を重ねた」という。
シェル素材には、自然な制振性と有機的な響きを備えたシルバーバーチ(白樺)材を採用。FPと異なる素材の特性を活かしながら、安定した挙動と緻密な共振コントロールを実現するための加工・処理を施した。
Oriolusからは「Szalayi 2nd」が登場。8月末頃発売予定で、想定価格は約15万円。
ヒップホップ、R&B、ソウルといった低域の存在感が音楽の印象を大きく左右するジャンルに適したチューニングを施した、1PD + 1D + 1BAのトライブリッド構成の有線イヤフォン。
「引き締まった低音、量感豊かな重低音が楽曲の土台をしっかりと支えながら、ポップスにおけるボーカルの輪郭も損なわないバランスに仕上げた。ビートの力強さやグルーヴ感、そして音楽が持つ世界観をこれまで以上に深く引き出す」という。
NiPOからは「A200PRO」というMagSafe対応ポータブルDACアンプが登場。7月24日発売で、価格はオープンで、市場想定価格は89,980円前後。 カラーはブラックとゴールドの2色。
「スマートフォンを本格再生機へ引き上げる」という思想を継承し、出力性能、電源設計、クロック精度、RF耐干渉性能、操作性、携帯性、拡張性を全面的にブラッシュアップした。





















