オンキヨー、シルク採用ウーファ搭載の新ブックシェルフ

-アラミド繊維とのハイブリッドで強度と柔軟性を両立


9月11日発売

標準価格:12万6,000円(ペア)


 オンキヨー株式会社は、新開発コーンを採用したブックシェルフ型スピーカー「D-412EX」を9月11日に発売する。価格はペアで12万6,000円。また、同製品を設置できるスピーカースタンド「AS-12EX」も同日より発売し、価格はペアで31,500円。

 「D-412EX」は、新開発の「A-Silk OMF」コーンウーファと、40mm径チタンコート・リングツイータで構成する2ウェイブックシェルフ型スピーカー。

 「A-Silk OMF」は、天然素材のナチュラルな特性を活かせるシルクと、強靭かつ柔軟なアラミド繊維のハイブリッド成型。100mm径/厚さ19mmの大型マグネットや、肉厚のアルミダイキャストフレームを使用し、ボイスコイルにはロスを抑えるT型ポールピースを採用したことで、A-Silk OMF振動板の特性を最大限に活かすという。また、ウーファ中央部には周波数特性の乱れを防ぎ、滑らかさやスピード感を高めるため設計されたアルミ製イコライザを搭載。不要な共振を抑えるため、空洞を持たない削り出し材を使用している。

 ツイータはリング型で、振動板外端と内端の中間点にボイスコイルを配したバランスドライブ構造。分割振動に依存せず、原信号に忠実な振幅で20kHz近くまでカバーし、最高100kHzまでの超広帯域再生を実現するという。また、リニアリティ向上のため、振動板表面にはチタンコーティングを施して高硬度化している。

 ネットワーク部は、ウーファ/ツイータユニット間での干渉を防ぐため各回路を分離したアイソレート・マウント方式を採用。乱れが少ないとされる12dB/octの減衰特性を選択。コンデンサには独WIMA製品を使用する。また、それぞれのネットワークのグランドラインに電位差が生じない回路/実装技術により、微小な音声信号のマスキングを抑制。コイルには磁気歪みの元となる鉄芯の無い空芯タイプを使用するなど、ハイグレードモデルのパーツで構成されている。

 ターミナル部はバイワイヤリング仕様で、端子は真鍮削り出し/金メッキ仕上げ。エンクロージャはバスレフ型で、ダクトには独自の「アドバンスドAERO ACOUSTIC DRIVE」を採用し、不要な振動の干渉を抑え、低域の量感とスピード感を高めているという。

別売スピーカースタンドの「AS-12EX」
 周波数特性は37Hz~100kHz、クロスオーバー周波数は3kHz。感度は85dB/Wm、インピーダンスは4Ω、最大入力は200W。

 外形寸法は214×323×347mm(幅×奥行き×高さ)、重量は10.2kg。スピーカーケーブルとしてMONSTER CABLE製「XP」(1.8m)が2本付属するほか、コルクスペーサー8個も同梱する。

 別売スピーカースタンド「AS-12EX」は、スタンド自身の揺れの共振周波数を可聴帯域以下とし、インパルス波形の反作用を効果的に吸収するという設計理論を採用。ブックシェルフスピーカーの性能を充分に発揮させるクオリティを追求したという。外形寸法は400×357×579mm(幅×奥行き×高さ/スパイク装着時)、重量は5.5kg。



(2009年 8月 25日)

[AV Watch編集部 中林暁]