Mac用のポータブル機器向け動画変換ソフト

　ソニック・ソルーションズ株式会社と株式会社ラネクシーは、Mac用デジタルメディア変換ソフト「Roxio Popcorn 4」を6日より発売する。価格は7,980円(パッケージ版/ダウンロード版共通)。対応OSはMac OS X 10.5/10.6。

　動画をポータブルデバイス向けに変換できるMac用ソフトウェアの新バージョン。前バージョンから対応フォーマットを拡大したことが特徴で、新たにAVCHDやAVCHD Liteをサポートする。転送可能なデバイスはiPod、iPhone、PSP、PSP go、Apple TV、BlackBerry、Xbox 360、PlayStation 3など。

　また新たにFLVにも対応し、動画変換後に直接YouTubeなどの動画共有サイトにアップロードすることが可能。変換作業をスケジュール化する機能や、変換時、CPUに負担がかかる場合は作業を一時停止し、Mac上でほかの作業を行なってから変換を再開する機能、ファイル全体を変換する前に、選択したデバイス上で変換後のファイルがどのように再生されるか確認できるプレビュー機能なども搭載する。

　さらに、暗号化/コピープロテクトされていないDVDディスク全体やタイトル、チャプターを指定して、ビデオや音楽を抽出することが可能。音楽はiTunesに転送して、iPodなどで楽しむことができる。DVDビデオのバックアップ機能も備える。

　そのほか、DVDへのライティング機能も搭載。新たに、AVCHDビデオカメラ/AVCHD Liteデジカメから直接DVDに書き込む機能や、圧縮技術「Fit-to-DVD」を使用して、9GBのDVD-Videoを1枚(4.7GB)のディスクにコピーする機能などが利用できる。DVDライティング用に、Toastのエンジンを搭載。

　入力フォーマットはAVCHDやAVCHD Lite、DV、MPEG-1/2/4、MPEG-4 AVC/H.264、AVI、MKV、VOB、EyeTV録画、DVDディスク、ディスクイメージファイル、VIDEO_TSフォルダ、QuickTimeのサポートする動画に対応。出力はAVC、MPEG-4、FLV、3GP、DV、HDV、DVD-Videoディスク、ディスクイメージファイルをサポートする。