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「ゴジラVSモスラ」など4作、新規4Kリマスター上映。「ゴジラ・シアター」
2025年12月22日 17:00
ゴジラ生誕70周年を記念し、歴代ゴジラ作品を厳選して上映する「ゴジラ・シアター」について、2026年も継続実施が決定し、2026年1月から4月に上映される4作品が発表された。「ゴジラVSモスラ」「ゴジラVSスペースゴジラ」「ゴジラVSデストロイア」「ゴジラ2000 ミレニアム」の4作品で、いずれも新規4Kデジタルリマスター版が製作され、日本初公開となる。
また「GGG」=“ゴジラ・ガクセイ・ゴヒャクエン”を合言葉に、大学生・高校生・小中学生および幼児(3歳以上)は鑑賞料金が500円になる施策も継続される。
「今回の上映で『平成・VSシリーズ』の全作リマスター版が完成、上映が完了し、いよいよ『ミレニアムシリーズ』に突入することとなる」とのこと。
上映劇場はTOHOシネマズ日比谷、なんば、すすきの、赤池、ららぽーと福岡。なお、4Kデジタルリマスター版の上映には4K DCPを使用するが劇場環境によっては2Kコンバートでの上映。またTOHOシネマズ赤池のみ、全作品2K上映となる。
各作品の上映スケジュールは以下のとおり。
「ゴジラ・シアター」2026年1月 上映作品
『ゴジラVSモスラ 4Kデジタルリマスター版』
1月23日(金)~1月29日(木)
ゴジラシリーズ第19作。インファント島で巨大なモスラの卵が発見され、卵を守っていた小美人・コスモスの2人は、モスラの宿敵怪獣・バトラの復活を警告する。卵を日本へ運ぶ途中、突如ゴジラが出現。生まれたばかりの幼虫モスラと戦うゴジラ。一方、北極海で復活したバトラは名古屋の街を破壊したあとゴジラたちの戦いに参戦、三つ巴の大乱戦が始まった。
ゴジラとバトラの海中での激しい戦いの隙をついて、モスラはインファント島へと戻るが、日本に連れてこられたコスモスの歌に惹かれるように、モスラは再び日本へ……。
<スタッフ>
監督:大河原孝夫 脚本:大森一樹 特技監督:川北紘一
「ゴジラ・シアター」2026年2月 上映作品
『ゴジラVSスペースゴジラ 4Kデジタルリマスター版』
2月20日(金)~2月26日(木)
ゴジラシリーズ第21作。宇宙空間のG(ゴジラ)細胞から生まれた宇宙怪獣スペースゴジラ、究極の対ゴジラ兵器MOGERA、ベビーゴジラの成長形・リトルゴジラ、ミニサイズのフェアリー(妖精)モスラが登場。G(ゴジラ)対策センターは、テレパシーでゴジラを制御しようというTプロジェクトを進めていた。
Gフォースの隊員・新城と佐藤は、Tプロジェクト遂行のため、ベビーゴジラが巨大に成長したリトルゴジラのいる南太平洋のバース島に送られた。ある日、G対策センターのモニターに映ったのは、宇宙に飛散したG細胞から生まれた凶暴な戦闘生物スペースゴジラの姿。スペースゴジラはゴジラに引き寄せられるように地球に向って来たのだ……。
<スタッフ>
監督:山下賢章 脚本:柏原寛司 特技監督:川北紘一
「ゴジラ・シアター」2026年4月 上映作品
『ゴジラVSデストロイア 4Kデジタルリマスター版』
4月3日(金)~4月9日(木)
ゴジラシリーズ第22作。第1作で登場したオキシジェン・デストロイヤー(水中酸素破壊剤)が41年の歳月をかけて生み出した新怪獣・デストロイアとゴジラの壮絶な闘いを描く。香港に赤いゴジラが出現。ゴジラが吐く放射熱線で香港は炎と黒煙に包まれた。ゴジラの体内にある原子炉で異変が起きており、核爆発を起こす可能性が示唆された。
一方、東京湾の海底ではかつてゴジラを葬ったオキシジェン・デストロイヤーの影響を受けた新生命体・デストロイアが誕生、東京の臨海副都心を恐怖に陥れた。次々に姿を変えて進化していく完全生命体・デストロイアとメルトダウン寸前のゴジラの死闘が始まる……。
<スタッフ>
監督:大河原孝夫 脚本:大森一樹 特技監督:川北紘一
『ゴジラ2000 ミレニアム 4Kデジタルリマスター版』
4月17日(金)~4月23日(木)
ゴジラシリーズ第23作。北海道の根室にゴジラが上陸。町を破壊し姿を消すが、茨城県の東海村に再度上陸を果たす。一方、危機管理情報局により茨城県鹿島灘沖の海底で発見された謎の岩塊が突然飛行を始め、ゴジラと対峙する。
ゴジラが熱線を放射すると岩塊の中から巨大UFOが姿をあらわした…。初期のゴジラが持っていた不気味さをコンセプトに新たにデザインされたゴジラは、顔、背びれ、表皮が特徴的な凶暴な怪獣に変貌を遂げた。ストーリーもゴジラ、人間、UFOの3要素が絡み合い、ゴジラの普遍性と謎がさらに深まる仕上がりになっている。
<スタッフ>
監督:大河原孝夫 脚本:柏原寛司、三村渉 特殊技術:鈴木健二



