ビヨンセ製作&出演「キャデラック・レコード」BD/DVD化
-ブルースからロックへ。“チェス・レコード”誕生物語
株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)は、21世紀最高の歌姫とも呼ばれるビヨンセが出演し、製作総指揮も担当した映画「キャデラック・レコード」をBlu-ray/DVDビデオ化。2010年1月27日に発売する。価格はBD版が4,980円、DVD版が3,990円。
タイトル | 仕様 | 音声 | 品番 | 価格 | |
BD | キャデラック・レコード | 片面2層 本編109分 シネスコ 日本語字幕 英語字幕 | (1)英語 (ドルビーTrueHD 5.1ch) (2)日本語 (ドルビーTrueHD 5.1ch) | BRS-60331 | 4,980円 |
DVD | キャデラック・レコード コレクターズ・エディション | 片面2層 本編108分 シネスコ 日本語字幕 英語字幕 | (1)英語 (ドルビーデジタル5.1ch) (2)日本語 (ドルビーデジタル5.1ch) | TSDD-60331 | 3,990円 |
BD版にはインタラクティブ・プレイリスト機能を搭載。映像特典はメイキング・ドキュメンタリー集(2種)、未公開シーン集(5種)、予告編集を収録。BD-Liveにも対応している。
DVD版の特典は、メイキング・ドキュメンタリー集(2種)と、未公開シーン集(5種)、予告編集。
'47年のシカゴ。ナイトクラブを経営する、野心的なポーランド系移民レナード・チェスは、物静かな天才ギタリストのマディ・ウォーターズと、衝動的で派手なハーモニカ奏者リトル・ウォルターという、2人のブルース・コンボを雇う。彼らのサウンドに魅了されたレナードは、急成長するレコード産業に目をつけ、「チェス・レコード」を設立する。
才能豊かな黒人ミュージシャンと契約し、時にはラジオDJに“献金”するなどして、曲をオンエア。音楽チャートを駆け上がり、レコード会社を大きくしていく。独特の演奏スタイル“ダックウォーク”でロックンロールの創始者となったチャック・ベリー、才能豊かな若い女性アーティストのエタ・ジェイムズらを抱え、成功の証として、所属スターにキャデラックを贈るレナード。だが、時代は次第に変化して……。
実在の人物や物語をベースにしており、ふんだんに盛り込まれた音楽も魅力の作品。レナード・チェスを「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディが演じるほか、ビヨンセは'60~'70年代最高の歌姫と呼ばれる、エタ・ジェイムズを熱演している。
(2009年 11月 13日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]