ソニー、6日発生の「NHK杯フィギュア」問題の対策発表

-WEGAやQUALIAなどを2010年1月までにアップデート


11月20日発表


ソニーのQUALIA液晶テレビ。46型「KDX-46Q005」と40型「KDX-40Q005」

 ソニーは20日、11月6日にNHK総合テレビで放送した「2009NHK杯フィギュア」の番組中に同社製の薄型テレビが見られなくなった問題について、対応策を発表した。不具合が発生した製品については、2010年1月中旬までに放送ダウンロードによるソフトウェアアップデートを予定している。

 対象となる製品は、2004年から2005年に発売した薄型テレビ合計13万台で、以下の通り。

【2004年発売モデル】
 KDS-70Q006、KDX-46/40Q005、KDE-P50/42/37HVX、KDL-L40/32/26HVX

【2005年発売モデル】
 KDL-46/40X1000、40/32V1000、40/32S1000、KDF-50/42E1000、KDL-S32/26/23/19A10

 この問題は、6日の同番組受信中にテレビの電源が自動的に切れたり、入ったりを繰り返したというもの。発生原因についてソニーでは、データ放送のデータ量に対し、テレビのメモリ空き容量が不足したためとしている。対策ソフトウェアの提供開始までの間は、再発しないよう、NHKと連携して対応していくとしている。


(2009年 11月 20日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]