コブクロのライヴで、デノンがオーディオ試聴会を開催
-オーディオ好きのメンバー、黒田氏発案の特別企画
新作アルバム「CALLING」と合わせて、全国ツアー「KOBUKURO LIVE TOUR '09」を展開しているアーティスト・コブクロ。11月17日と18日の2日間、横浜アリーナで行なわれた公演の開催前後に、オーディオメーカーのデノンコンシューマーマーケティングが、会場の特設スペースでオーディオ試聴イベントを実施した。
コブクロのメンバーである黒田俊介氏がオーディオ好きである事から実現したイベントで、公演数カ月前に「コンサート会場でオーディオ機器によるレコードやCDの試聴イベントのようなものが出来ないか」と、デノンに連絡があったという。
イベントには多くのファンが集まった |
システムはフラッグシップのプリメインアンプ「PMA-SX」、SACDプレーヤー「DCD-SX」を中心にアナログプレーヤー「DP-1300II」、MCカートリッジ「DL-103」、ステップアップトランス「AU-S1」を配備。メインスピーカーはDALIの「Helicon 800II」を使用。エントリーシステムとしてプリメイン「PMA-390SE」、CDプレーヤー「DCD-755SE」、ブックシエルフスピーカー「SC-CX101」も用意された。
再生ソフトは「CALLING」のCDと非売品のプレミアムLPレコード。ダブルジャケットに収められた2枚組アナログディスクはカッティングピッチを広く採った音質重視盤で、なおかつ重量盤であり「聴き応えも十分だった」(デノン)という。
黒田氏がブログで呼びかけ、イベントには沢山の人々が参加。「オーディオシステムの間にKOBUKUROのお2人がいるかのように熱心に身体を傾け、両手で耳に音楽を集めるように聴き入っていらっしゃいました。また、再生しているオーディオ機器にも興味を持っていただき、多くの皆さんが製品の内容を訊ねる姿が見受けられました。1曲の再生が終わるたびに拍手を頂くなどということは通常のオーディオ試聴会では経験出来ないことでした」(デノン)と、盛況のうちに終了。
「オーディオ製品は素晴らしいアーティストとそのリスナーが存在すればより価値あるものになることが出来ると感じた」(デノン)という。
(2009年 11月 26日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]