ランサー、Windows CE搭載の小型LCOSプロジェクタ

-動画のほかOffice/PDFファイルの投映も。実売5万円


MPJ-104WCE

12月中旬発売

標準価格:オープンプライス


 ランサーリンク株式会社は、Windows CE OS搭載の小型LCOSプロジェクタ「MPJ-104WCE」を12月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は50,000円前後の見込み。

 外形寸法は138.5×58.5×25mm(縦×横×厚み)という小型のモバイルプロジェクタ。デバイスは解像度640×480ドットのLCOS(Liquid Crystal on Silicon/反射型液晶)で、3Mの光学技術を採用する。光源は白色LEDで、輝度は10ルーメン。投映サイズは10~30型程度としている。

 64MBの内蔵メモリのほか、SDカードスロットを搭載し、最大4GBまでのSDカードに対応する。特徴として、OSにWindows CE 5.0を採用。Microsoft Officeを備え、メモリ内のPowerPointやExcel、Wordファイルを読み込んで投映できる。またPDFファイルの投映も行なえる。

 そのほか、Media PlayerやImage Viewerなどのプレーヤーソフトをプリインストールしており、メモリ内の動画や音楽、静止画の再生も対応。フォーマットは動画がWMV/MPEG-4、音楽がMP3/WMA/WAV、静止画がJPEG/BMPをサポートする。

 CPUはサムスン製「ARM 9 core 2443」(400MHz)。インターフェイスにUSBを装備し、マウスを接続可能。そのほかの入力端子は備えていない。電源は内蔵バッテリで、最長120分の駆動可能。充電は付属のACアダプタを使用する。

メニュー画面マウス(別売)も接続できる

(2009年 11月 27日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]