RIAJ、2009年第4四半期の有料音楽配信売上実績を発表

　社団法人日本レコード協会(RIAJ)は22日、2009年第4四半期(10～12月)における有料音楽配信売上実績を公開した。ダウンロード数は前年同期比97%の1億1,705万回、売上金額は同100%の233億5,200万円となった。

　統計は、協会加盟全社の配信実績をまとめたもの。シングル/アルバム曲、音楽ビデオなどを合計した「インターネット・ダウンロード」、オリジナル音源による携帯電話用シングル曲及び、着メロ、着信音などの「モバイル」、「その他」の3項目を集計している。

　インターネットからのダウンロードは、ダウンロード数が前年比109%の1,201万3,000回、金額では同113%の27億2,100万円で、ともに前年を上回った。回数の内訳は、シングルが前年比108%の1,085万6,000回、アルバムが同124%の70万3,000回。

　モバイルは、ダウンロード数が前年比95%の1億502万1,000回、金額が同99%の202億7,300万円で、ともに前年割れ。うち、シングル楽曲は、数量が前年比99%の3,668万9,000回、金額が同103%の129億5,100万円。

　その他に含まれるサブスクリプションサービスは、インターネットが前年同月比83%の1億7,300万円、モバイル向けが同91%の9,200万円。

　2009年累計では、ダウンロード数は前年比98%の4億6,822万3,000回、金額で同100%の909億8,200万円となった。内訳では、インターネットからのダウンロード数が同112%の4,681万3,000回、金額が同113%の102億900万円。モバイルはダウンロード数が同96%の4億2,134万9,000回、金額が同99%の792億5,000万円。サブスクリプションサービスは、インターネットが同87%の7億200万円、モバイル向けが同95%の3億8,100万円。

　なお、2009年の音楽ソフト(オーディオ及び音楽ビデオ合計)生産実績金額(前年比87%の3,165億1,500万円)と合計すると、4,074億9,700万円となる。