パロット、ワイヤレススピーカー「ZIKMU」に新色3モデル

-ホワイト/グレー/ライム追加で計4色展開。189,000円


4月発売

標準価格:189,000円(ペア)


 パロットは、デザイナーであるフィリップ・スタルク氏が手掛けた、iPod用Dock/Bluetooth/無線LAN搭載のスピーカー「フィリップ・スタルク ワイヤレススピーカー(ZIKMU/ズィクム)」に新色を追加し、4月より全国のインテリアショップやセレクトショップで発売する。価格は189,000円。

合計4色のカラバリを用意

 既発売のブラックに加え、新たにホワイトアークティック、パールグレー、ライムソルベの3色を追加。「ZIKMU in Color コレクション」として、全4色のカラーバリエーションとなる。

 なお、既発売のブラックモデルから仕様変更はないが、インターネット経由でPC上から音量調整や入力切替、グラフィックEQ、プリセットEQ等の操作ができるソフトウェアコントローラのGUIデザインが変更された。新ファームウェアも搭載している。ブラックモデルで旧ファームの場合は、無料でインターネットを介して新ファームにアップデート可能。


ホワイトアークティックパールグレイライムソルベ既発売のブラック
今回ラインナップに加わったの新色の3モデル。中央は製品ケースソフトウェアコントローラ。ネットを介してスピーカーをコントロール可能iPhoneなど無線LAN搭載端末からもコントロールできる

 ZIKMUは、iPod用Dockを搭載したフロア型のスピーカー。特徴として、Bluetoothや無線LANなどのワイヤレス技術を搭載しており、「ケーブルを通すことなく、音楽を正確に再現する」としている。スピーカー間もBluetoothで互いに通信し、スピーカーケーブルで接続することなく、ステレオ出力ができる。スピーカー間の距離は最大15m。

 スピーカーは、NXTのフラットパネル振動板を採用した上部と、ウーファを搭載した底部で構成した2ウェイシステム。上部の振動板は、音を両面から出力することが可能。幅広く音を放射し、360度どの位置でも音楽を楽しめる。本体底部のウーファはダウンファイヤー型で、低音反響システムを搭載。ドライバにはネオジウムマグネットを採用する。

iPod用Dockも搭載

 上部天面にiPod用のDockを搭載。iPodやiPhone内の楽曲再生が可能で、付属のリモコンから操作できる。また、充電にも対応しており、再生しながらのチャージも可能。対応iPodはiPod nano/classic/touch、iPhone 3G。

 BluetoothはVer.2.1に準拠しており、A2DP/AVRCPプロファイルに対応。Bluetooth対応トランスミッタからの楽曲をワイヤレスでスピーカーから出力できる。また、無線LANも内蔵しており、PC内の楽曲をワイヤレスでストリーミング再生することも可能。

 クラスDのデジタルアンプを採用。スピーカーのトータル出力は100W。再生周波数帯域は50Hz~20kHz。消費電力は70W(1台)。アナログ音声入力(RCA)も備える。スピーカーの高さは750mm、重量は3.5kg。リモコンが付属する。

付属のリモコン(本体カラーと同色)底面にアナログ音声入力を搭載するマルタン・ゼケリ氏デザインのデジタルフォトフレーム新モデル「グランド・スペッキオ」も4月に発売。10.4型/800×600ドット液晶パネルを搭載し、JPEG形式の静止画の再生に対応する。特徴として、Bluetoothや無線LANのワイヤレス技術を備える。価格は79,000円

(2010年 2月 26日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]