RWC、動画/音楽対応で実売19,800円の3.5型ポータブルナビ

-実売29,800円の6型も。「渋滞脱出機能」搭載


6型液晶のRM-C6030

4月上旬発売

標準価格:オープンプライス


 アールダブリューシー(RWC)は、ポータブルナビ「XROAD」2製品を4月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6型液晶搭載の「RM-C6030」が29,800円前後、3.5型液晶の「RM-C3530」が19,800円前後。

 いずれも、地図など4GB分のナビ用データが利用できるポータブルナビ(PND)。ナビ用データは「RM-C6030」は本体メモリ(4GB)内に、「RM-C3530」は付属のmicroSDカードに収められている。

 両モデルに搭載するmicroSD/SDHCカードスロットは最大16GBのカードに対応。カード内のAVI(XviD)動画や、MP3/WMA楽曲の再生が可能なほか、JPEG静止画やテキスト(Windowsテキストのみ)表示も行なえる。C3530の内蔵メモリは64MB。

3.5型液晶のRM-C3530

 ディスプレイは、「RM-C6030」が6型/800×480ドット、「RM-C3530」が3.5型/320×240ドットで、いずれもタッチパネル式。本体にスピーカーとイヤフォン出力を装備。C6030の端子はステレオミニ(3.5mm)、C3530はステレオミニミニ(2.5mm)となっている。

 ナビ機能の特徴は、「渋滞脱出ナビ」機能を備えていること。マップル(昭文社)と共同開発したもので、ナビゲーション中に、車速や時間などから渋滞と判断し、抜け道を自動で探索して渋滞を回避できるという。抜け道データは、31都道府県に対応する。フリーワード検索では、3つまでのAND検索も行なえる。

 CPUはAtlas IV(533MHz)、OSはWindows CE 6.0。電源は内蔵リチウムイオン充電池で、シガーソケットより給電可能。バッテリ駆動時の連続使用時間は、C6030が約1.5時間、C3530が約2.5時間。両モデルともUSB端子を備え、USBでの充電時間は約3時間。別売ACアダプタ使用時は約2時間で充電できる。

 外形寸法と重量は、C6030が98×155×11.5mm(縦×横×厚さ)、210g。C3530が80×98×12.5mm(同)、105g。吸着式スタンドやシガーソケットアダプタなどが付属する。



(2010年 3月 10日)

[AV Watch編集部 中林暁]