BD「ガンダムUC」の初週売上が「サマーウォーズ」を抜く

-アニメBD歴代1位。5.6万枚を記録


3月12日付(集計期間:3月8日~14日)

 

BD版第1巻のジャケット
(c)創通・サンライズ
 オリコン・リサーチは、3月22日付(集計期間:3月8日~14日)のBlu-rayランキングを発表。3月12日に発売されたアニメ「機動戦士ガンダムUC」の第1巻が56,000枚を売り上げ、先週3月15日付のランキングでアニメBDの初動記録を作った「サマーウォーズ」を抜き、歴代1位になった。

 既報の通り、「サマーウォーズ」は先週のランキングで54,000枚を売り上げ、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(EVANGELION:1.11)」の49,000枚を超え、アニメBDとしての初動記録1位を獲得したが、その記録を「機動戦士ガンダムUC」が塗り替えた。

 なお、BD全体の発売初週売上記録の1位は「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」(26.1万枚)であり、「機動戦士ガンダムUC」第1巻は2位、「サマーウォーズ」は3位となる。

 また、「機動戦士ガンダムUC」第1巻は、3月22日付のDVD総合ランキングでも首位を獲得。BD総合ランキングと合わせてのダブル首位を達成。同一アニメ作品のDVD/BDダブル首位は「コードギアス 反逆のルルーシュ R2 (1)」、「サマーウォーズ」に続く3作目となる。



■ 機動戦士ガンダムUC

 「亡国のイージス」などで知られる作家・福井晴敏が手掛けた小説を原作としており、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」から3年後の世界を描く、ファン待望の「宇宙世紀」新章。 OVAで全6巻構成。

 時はU.C.0096。「シャアの反乱」から3年。ジオン共和国の自治権放棄を数年後に控え、一年戦争から続く戦乱の世は、表面上には平穏を取り戻しているかのように見えた。

主人公のバナージ
(c)創通・サンライズ
ヒロインのオードリー
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2人の今後の展開にも注目だ
(c)創通・サンライズ
謎多きモビルスーツ、ユニコーン
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MSリゼル
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MSクシャトリヤ
(c)創通・サンライズ

 工業コロニー「インダストリアル7」に住む少年バナージ・リンクスは、ある日、オードリー・バーンと名乗る謎の少女と出会う。ビスト財団とネオ・ジオン残党組織「袖付き」による「ラプラスの箱」取引を止めようと、単身行動を起こしたという彼女に対し、協力するバナージ。だが、同じく取引を阻止しようと乗り込んだ地球連邦軍と袖付きとの戦闘で、コロニーは戦場と化してしまう。

 オードリーを探して戦火の中を走り抜けるバナージは、「ラプラスの箱」の鍵となる、純白のモビルスーツ・ユニコーンガンダムと運命的な出会いを果たす。「ラプラスの箱」とは何か、それが抱く秘密とは何か……。宇宙世紀100年の呪いが解かれようとしていた。

 原案は矢立肇・富野由悠季。監督は古橋一浩。脚本はむとうやすゆき。キャラクターデザイン原案は安彦良和。アニメーションキャラクターデザインは高橋久美子。モビルスーツ原案は大河原邦男。メカニカルデザインはカトキハジメ・佐山善則・石垣純哉・玄馬宣彦。声の出演は内山昂輝、藤村歩、下野紘、戸松遥、甲斐田裕子ほか。


(2010年 3月 17日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]