「地デジカ列車」が三陸鉄道リアス線で運行開始

-パナソニックは地アナ終了カウントダウン待受けを刷新


地デジカ列車

3月16日発表


 アナログ放送が終了する500日前となる3月11日、岩手県宮古市と久慈市を結ぶ三陸鉄道リアス線で「地デジカ列車」の運行が開始された。

 また、パナソニックは、アナログ放送終了までをカウントダウンで表示する携帯電話用Flash待受けの新バージョンを公開。サプライズ的な要素も盛り込んでいるという。



■ 地デジカ列車

列車の内部には地デジカの絵が飾られている

 「地デジカ列車」は、三陸鉄道の車両を、地デジカのイラストなどでラッピングしたもの。車内には、宮古市内の幼稚園児が描いた地デジカの絵が飾られている。また、「列車が運行する際には車掌さんから地デジについてお知らせもあり、車両の外も中も地デジ一色」としている。

 第1便は午後2時38分に宮古駅に到着し、大勢の客が満喫したという。地デジカ列車は3月11日からアナログ放送終了の来年7月24日まで運行する。

 地デジカ列車の運行に先駆けて「三陸鉄道・地デジカ列車でGO!」というイベントが三陸鉄道宮古駅前で開催。NHK「いわてみんなのうた」で放送された「たらりら」を歌うデュオunderpath! と地元幼稚園の園児によるステージショー、デジサポ岩手による地デジ説明や、地デジ推進大使の地デジクイズが行なわれた。さらに、地デジ推進メインキャラクターである草なぎ剛さんからの祝電も披露された。


□ニュースリリース
http://www.dpa.or.jp/articles/archives/news/5535 


■ アナログ放送終了カウントダウン待ち受け

 アナログ放送終了までの日数を携帯電話で確認できる「アナログ放送終了カウントダウン待受け」をリニューアル公開。Flash対応機種であればキャリアを問わず利用できる(一部機種を除く)。DpaのサイトでQRコードが公開されている。

 特徴は、「フラッシュを駆使し、様々な画面背景の変化や各種イベント、サプライズ的な要素をふんだんに盛り込んだ」こと。時間帯によって背景の色が5色に変化するほか、偶数時刻の毎正時には「VIERA気球」が、奇数時刻の毎正時には「DIGA飛行船」が登場。ほかにも飛行機やUFOなども特定の時間に現れ、「クリスマスにはサンタも登場予定!?」としている。

待受け画面の例。様々な隠し要素が盛り込まれている

□ニュースリリース
http://www.dpa.or.jp/articles/archives/news/5544


(2010年 3月 16日)

[AV Watch編集部 中林暁]