RIAJ、2010年2月のレコード生産実績を発表

-数量/金額とも前年比1割減。音楽ビデオ売上額は56%


3月18日発表

 日本レコード協会(RIAJ)は18日、2010年2月度のレコード生産実績を発表した。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比87%の2,200万枚・巻、金額が同90%の253億円で、前年に比べ数量・金額ともに減少した。

 同統計は、協会員49社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比71%の351万6,000枚、12cm CDアルバムは同101%の1,445万7,000枚、アナログディスクが1,000枚(同9%)、カセットテープは28万3,000巻(同101%)。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDをあわせた「その他」は、前年同月比105%の3万4,000枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比65%の367万枚。

【2010年2月のレコード生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年
同月比
実績構成比前年
同月比
シングルCD計3,51619%71%2,57612%69%
12cm CDアルバム計14,45779%101%18,82087%107%
アナログディスク計10%9%10%64%
カセットテープ計2832%101%2271%92%
その他340%105%410%93%
合計18,290100%94%21,667100%100%

【2010年2月の音楽ビデオ生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年
同月比
実績構成比前年
同月比
DVD3,67099%65%3,52196%54%
テープ・LD、その他421%232%1464%596%
合計3,712100%65%3,667100%56%

(2010年 3月 18日)

[AV Watch編集部 中林暁]