SKnet、HDMI/D4搭載のフルHDキャプチャカード

-最大1080iでAVC/MPEG-2録画。実売24,800円


4月下旬発売

標準価格:オープンプライス


 エスケイネットは、業界初という、HDMIとD4入力を備えたPCI Express x1接続のフルHDビデオキャプチャカード「MonsterX2」(SK-MVX2)を4月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24,800円前後。 対応OSはWindows XP/Vista/7で、Vista/7の64bit版もサポートする。

 '07年7月に数量限定で発売したD4搭載の「MonsterX」にHDMI端子を追加して、デジタル/アナログのフルHD映像入力に対応した製品。最大1080iの映像をパソコンに表示、取り込み可能となっている。なお、入力は排他仕様。著作権保護された映像は取り込めない。

 キャプチャは付属ソフトで行ない、ファイル形式はMPEG-2またはMPEG-4 AVC/H.264。エンコードはソフトウェアで、MPEG-2やH.264以外でも、PCにインストールされたコーデックを使って録画できる。MPEG-2の1080iで録画する場合の動作環境は、CPUがIntel Core 2 Duo 2.0GHz以上、メモリ2GB以上、HDDはSATA IIでキャッシュ16~32MB/7,200rpm以上を推奨している。1080iのH.264録画時はIntel Core i5 2.4GHz以上としている。

 接続された機器からの映像信号を検知して自動で録画をスタートする「自動検知録画機能」を搭載。接続機器が電源ONとなったときに録画開始できるほか、チューナの録画機能に連動させた録画の開始/終了も可能となっている。

 BMP形式の静止画キャプチャも可能。音声入力はステレオミニで、RCA 2chとの変換アダプタも付属する。外形寸法は92×80×13mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約58g。

 なお、法人/業務用途としてSDKも5月中旬より提供開始予定。MonsterX2を利用したアプリケーションやシステム開発が容易に行なえるとしている。



(2010年 4月 20日)

[AV Watch編集部 中林暁]