アルパイン、7型LED液晶&地デジ対応のカーナビ

-低価格地デジチューナとパワーアンプも


VIE-X08S

4月下旬より順次発売

標準価格:78,750円~オープンプライス

 アルパインは、車種に合わせたサウンドセッティングが行なえるという、AV機能も備えたカーナビ「VIE-X08S」と、地上デジタル放送用車載チューナ、パワーアンプ2機種を4月下旬より順次発売する。発売時期や価格、仕様は下表の通り。

 「VIE-X08S」には、リアビジョン「TMX-R1050」をセットにしたモデルも用意。リアビジョンカラーでシルバー(VG)、ゴールド(GB)の2機種を用意する。リアビジョンを単品で追加購入するよりも、セットの方が低価格になる見込み。

種類モデル名仕様価格
(想定売価)
発売時期
カーナビVIE-X08S7型ワイドLEDバックライト液晶
フルセグ地デジチューナ
DVDビデオ
FM/AMチューナ
60GB HDD
50W×4chアンプ
オープン
(19万8,000円前後)
5月中旬
VIE-X08SRV-VG
 (カラー:シルバー)
7型ワイドLEDバックライト液晶
フルセグ地デジチューナ
DVDビデオ
FM/AMチューナ
60GB HDD
50W×4chアンプ
リアビジョン
オープン5月下旬
VIE-X08SRV-GB
 (カラー:ゴールド)
7型ワイドLEDバックライト液晶
フルセグ地デジチューナ
DVDビデオ
FM/AMチューナ
60GB HDD
50W×4chアンプ
リアビジョン
オープン5月下旬
地上デジタルチューナTUE-T3402×2チューナオープン
(35,000円前後)
4月下旬
パワーアンプPDX-F4100×4ch78,750円
PDX-M6600Wモノラル78,750円


■ VIE-X08S

搭載イメージ
 車内は、車種によって音響環境が異なるが、アルパインでは349車種のサウンドデータを調査。X08Sには発売時点で41車種のデータを収録、今後発売予定の差分マップディスクで車種を追加する予定で、取り付ける車の環境に合わせたサウンドセッティングができるのが特徴。

 また、後付け感の無い、コンソールにフィットした取り付けが行なえるという、個別の車種用取り付けキット「パーフェクトフィット」シリーズも別売で用意。バックカメラの取り付け位置も、別売の車種専用取り付けキットで正確に設置できるという。

 ディスプレイは7型で解像度は480×800ドット。LEDバックライトを採用している。また、4つのチューナからの信号を合わせて安定した受信を行なう4×4の地上デジタルチューナも備え、テレビ放送が表示可能。オーディオ部分には3層シャーシ構造の採用や、MOS-FETパワーアンプの採用などで、高音質を実現したという。出力は50W×4ch。

 別売のUSBケーブルを使い、iPod/iPhoneの音楽/映像再生も可能。HDDへの録音も行なえるほか、別売の接続ケーブルを使い、USBメモリ内の楽曲再生や、SDカード内の再生にも対応する。再生対応フォーマットはMP3/WMA/AAC。

 ナビ部は、最新の地図データを収録すると共に、年5回(予定)の高速道路情報の更新を無料で利用可能。キャンペーンに申込むことで、2011年地図データも無償提供されるという。



■ TUE-T340

TUE-T340
 低価格な2×2の車載用地デジチューナ。受信感度の良さと、取り付けやすい小型サイズが特徴となっている。

 チューナ部には高感度のシリコンチューナを搭載。自動中継局サーチ機能や、12セグとワンセグの切り替え機能なども備えている。サイズは160×114×22mm(幅×奥行×高さ)。リモコンも付属する。



■ PDX-F4/M6

 B5サイズの小型デジタルパワーアンプ。再生周波数特性を向上させると共に、従来モデルと比べて約20%の薄型化も実現。スピーカーと電源端子をクイックコネクタ化し、取付性も向上させている。

 出力は、4chパワーの「F4」が100×4ch。モノラルの「M6」は600Wとなっている。

PDX-F4PDX-M6


(2010年 4月 22日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]