ポーカロライン、電源強化した携帯ヘッドフォンアンプ

-Microshar製。USB DAC内蔵モデルは歪み率を改善


μAMP109G2+

5月20日発売

標準価格:オープンプライス


μAMP109G2

 ポーカロ・ラインは、米Microshar製のポータブルヘッドフォンアンプ2製品を5月20日より発売する。

 USB DAC機能も備えた「μAMP109G2+」と、ヘッドフォンアンプのみの「μAMP109G2」をラインナップし、価格はともにオープンプライス。店頭予想価格はμAMP109G2+が45,800円前後、μAMP109G2が35,800円前後。


型番仕様店頭予想価格
μAMP109G2ステレオミニ接続35,800円前後
μAMP109G2+ステレオミニ/USB接続45,800円前後

 従来モデルとの違いは、両モデルとも電源部を改良し、オリジナルリチウムイオンバッテリを搭載したこと。連続使用時間が8時間から最大12時間になり、非連続使用では最大30時間の使用が可能。さらに充電時間も3時間に短縮された。奥行きも6mm短くなっている。

 「μAMP109G2+」はDACとUSB 2.0端子を装備し、パソコンと接続することでUSBオーディオとして動作。パソコンの音声をD/A変換し、増幅できる。サンプリングレートは32/44.1/48kHz。新たにDAC部の改良により、歪み率が低下した。

 入力はステレオミニ。共通の仕様として、ゲイン調整は0dB~15dBまで6段階で変更可能。歪率は0.00003%以下。周波数特性は5Hz~300kHz。S/N比は110dB以上。筐体やノブにはアルミダイキャスト材を使っている。

 ヘッドフォン出力は3.5mmのステレオミニでインピーダンスは16Ωから600Ωまで対応。外形寸法は63×101×29mm(幅×奥行き×高さ/ノブ含む)、重量は205g。

 

春のヘッドフォン祭 2010で展示されたものμAMP109G2+の背面。USB入力も備えているμAMP109G2のフロントパネル。ビスや端子の出っ張りを低減し、バッグなどに入れた際にプレーヤーに傷を付けるのを防いでいる


(2010年 5月 17日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]