現代版「大魔神」こと「大魔神カノン」がBD-BOX化

-角川より9月発売開始。全26話を3BOX構成で


大魔神カノン
※ジャケットとは異なります
(C)2010 大魔神カノン製作委員会

9月24日より順次発売

標準価格:各26,250円
 (DVD各3,990円)

 テレビ東京などで放送中のドラマ「大魔神カノン」が9月24日よりBlu-ray BOX化される。9月24日から2011年4月22日にかけて、全26話を3BOX構成で発売予定。価格は各26,250円。発売元は角川書店、販売元は角川映画。

 なお、DVDも第1巻が9月24日に発売。2011年8月26日にかけて、12巻構成で順次発売される。なお、BD-BOXのみに総集編(第22話)が収録されるため、DVD版はBD-BOXより1話少ない25話収録となる。DVDの価格は各3,990円。

 発売スケジュールは以下の通り。

発売日 タイトル収録話仕様音声品番価格
9月24日BD-BOX大魔神カノン
 Blu-ray BOX 1
 初回限定生産
1~9話本編BD×2枚
本編220分
1080i
MPEG-4 AVC
KAXA-240126,250円
DVD大魔神カノン
 DVD通常版 第1巻
1~2話本編約50分
16:9/スクイーズ
リニアPCMKABA-75013,990円
10月22日DVD大魔神カノン
 DVD通常版 第2巻
3~4話KABA-75023,990円
11月26日DVD大魔神カノン
 DVD通常版 第3巻
5~6話KABA-75033,990円
12月24日BD-BOX大魔神カノン
 Blu-ray BOX 2
10~19話本編240分KAXA-240226,250円
DVD大魔神カノン
 DVD通常版 第4巻
7~9話本編約75分KABA-75043,990円
2011年
 1月28日
DVD大魔神カノン
 DVD通常版 第5巻
10~11話KABA-75053,990円
2011年
 2月25日
DVD大魔神カノン
 DVD通常版 第6巻
12~13話KABA-75063,990円
2011年
 3月25日
DVD大魔神カノン
 DVD通常版 第7巻
14~15話KABA-75073,990円
2011年
 4月22日
BD-BOX大魔神カノン
 Blu-ray BOX 3
20話~26話
(総集編22話含む)
本編170分KAXA-240326,250円
DVD大魔神カノン
 DVD通常版 第8巻
16~17話KABA-75083,990円
2011年
 5月27日
DVD大魔神カノン
 DVD通常版 第9巻
18~19話KABA-75093,990円
2011年
 6月24日
DVD大魔神カノン
 DVD通常版 第10巻
20~21話KABA-75103,990円
2011年
 7月22日
DVD大魔神カノン
 DVD通常版 第11巻
23~24話KABA-75113,990円
2011年
 8月26日
DVD大魔神カノン
 DVD通常版 第12巻
25~26話KABA-75123,990円

 BD-BOXの第1弾には特典として、映像特典を収録したDVDを付属。メイキングや撮り下ろしのインタビュー、プロモーション映像、特撮の舞台裏などを収録するという。さらに、オリジナルサウンドトラックも同梱。カノンの挿入歌やBGMを収めており、BOXでしか入手できないものだという。さらに、256ページの「大魔神カノン愛蔵書1(仮)」も同梱。スタッフが解説するデザイン画や絵コンテ、スチールも収録する。

 DVDの第1巻には特典として、キャストインタビューを収録予定。封入特典として、各巻に4ページブックレットを同梱する。

 平成ライダーシリーズを手掛けた高寺重徳プロデューサーが生み出した、現代版『大魔神』と言えるハートフルファンタジー。主人公のカノン役は、1,000人を超えるオーディションの中から選ばれた里久鳴祐果(りくなゆか)。

 山形の田舎町から東京に上京してきたひとりの女性・巫崎カノン。幼い頃から「人と人は信じ合える」と思ってきた彼女は、東京で人に裏切られ、人を信じることができなくなってしまう。そして、愛していた歌までも、元彼に奪われてしまうのだった……。

 そんな頃、街には「人に恨みを持つ人間」が転生した悪霊・イパダダが、蠢き始めていた。悪霊の存在に気付いたのは、「オンバケ」と呼ばれる妖怪たち。彼らは、人間に大切にされた器物や動物が転生したもので、人間に恩を返そうと、日夜働いていたのだ。

 そのオンバケの中でもひときわ大きなオンバケが、ブジンサマであった。オンバケたちはイパダダ退治のために、今は岩となっているブジンサマに甦ってもらおうと考え、ブジンサマを呼びおこす「いのりうた」を知る女性を探し始めた。現代において、その歌を知る女性、それがカノンだった。果たしてカノンは自らの生き方をみつけ、失った歌を取り戻すことができるのだろうか。


(2010年 6月 2日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]