小林聡美ら出演「かもめ食堂」「めがね」「プール」BD化

-各6,090円で9月22日発売。連動キャンペーンも予定


(C)かもめ商会 Photo 高橋ヨーコ

9月22日発売

標準価格:各6,090円

 小林聡美やもたいまさこらが出演する、映画「かもめ食堂」、「めがね」、「プール」の3作品が9月22日にBlu-ray化される。価格は各6,090円。発売・販売元はバップ。なお、3作品連動キャンペーンも予定されている。

 いずれの作品も特典映像を収録。「かもめ食堂」は47分、「めがね」は105分、「プール」は51分の特典映像を収めている。

タイトル仕様音声品番価格
かもめ食堂片面2層
本編101分
特典47分
16:9
1080p
MPEG-4 AVC
日本語字幕
(フィンランド語訳)
日本語字幕
英語字幕
(1)日本語
 (ドルビーTrueHD 2.0ch)
VPXT-710976,090円
めがね片面2層
本編107分
特典105分
16:9
1080p
MPEG-4 AVC
日本語字幕
英語字幕
(1)日本語
 (ドルビーTrueHD 2.0ch)
VPXT-710986,090円
プール片面2層
本編96分
特典51分
16:9
1080p
MPEG-4 AVC
日本語字幕
(タイ語訳)
日本語字幕
(1)日本語
 (ドルビーTrueHD 2.0ch)
VPXT-710996,090円


■ かもめ食堂

 東京から10時間、日本から最も近いヨーロッパの国、フィンランド。首都ヘルシンキは青い空にのんびりとかもめが空を飛び交い、ヨーロッパ各地からの客船が行き交う美しい港町。その街角に、日本人女性サチエ(小林聡美)が経営する「かもめ食堂」が、小さいながらも健気に開店した。そんなかもめ食堂を舞台にそれぞれの登場人物の、丈夫だけれどちょっとやるせない、日常的なようでそうでない、不思議な物語が始まる……。


■ めがね

 春、この世界のどこかにある南の海辺。人生の一瞬にふと立ち止った女性が、訪れた場所に流れるのどかな時間と、そこで出会う人々との奇妙なふれあいを通じて、日常の中で忘れていた何かを取り戻していく……。


■ プール

(C)プール商会
 4年前、祖母と娘さよのもとを離れ、チェンマイの郊外にあるゲストハウスで働き始めた母・京子(小林聡美)。大学の卒業を目前に控えた今、さよ(伽奈)はそんな母を訪ねて、一人、チェンマイ国際空港に降り立つ。迎えに現れたのは、母の仕事を手伝う市尾(加瀬亮)。小さなプールがあるゲストハウスにはビー(シッティチャイ・コンピラ)という名前のタイ人の子供と不思議な空気感を持つオーナーの菊子(もたいまさこ)がいた。さよは久々に会った母が、初めて会う人たちと楽しそうに暮らしている姿をどうしても素直に受け入れることができず、戸惑いを感じていた。

 行方不明の母親に会いたいと思っているビー、母親探しを手伝うがなかなかうまくいかず、優しさが裏面に出てしまう市尾、余命宣告を受けている菊子。ひとりひとりの中にある現実、そしてそれを自然に受け入れつつ、相手を思いやりながら生きている人たち。彼らとの出会いにより、だんだんとさよは、自分の心が開いていくのを感じ始める。4日目の夜、市尾が作った鍋を囲んでいた、さよと京子。どうして私を残して、タイにいってしまったのか、さよはずっと聞きたかった自分の気持ちを素直に母にぶつけてみる……。



(2010年 7月 20日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]