ベンキュー、3D投写対応のDLPプロジェクタ2機種
-XGAパネルの「MX710/MX711」。約79,800円から
「MX710/MX711」 |
ベンキュージャパンは、XGA解像度のパネルを採用し、3D投写にも対応したDLPプロジェクタ2機種を12月3日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は輝度2,700ルーメンの「MX710」が79,800円前後、3,200ルーメンの「MX711」が89,800円前後。カラーはパールホワイト。
輝度以外の主な仕様は共通。どちらも1,024×768ドットのDMDを採用したDLPプロジェクタ。光源は210W。輝度は「MX710」が2,700ルーメン、「MX711」が3,200ルーメン。コントラスト比は5,300:1で共通。独自の6色カラーホイールによるカラーマッチングテクノロジー機能やBrilliantColor機能も搭載する。
レンズは1.3倍ズームレンズで、F値は2.59~2.87。32型~300型の投写が可能で、65型の映像を約2mの距離から投写できる。アスペクト比は4:3で、16:9も選択可能。自動台形補正機能(縦方向のみ)も備えている。
DLP Link方式による3D投写にも対応。なお、3D表示には、NVIDIA Quadroシリーズの120Hz対応グラフィックカードを搭載するパソコンまたはDVDプレーヤーとアナログ接続し、3D対応コンテンツが別途必要。視聴にはオプションの3Dメガネ「3DGS-01」を使用する。HDMI入力も備えるが、Blu-ray 3D表示には非対応。
背面 |
本体にUSB端子を備え、USBメモリに保存した画像をスライドショー形式で投写可能。JPEG/GIF/BMP/TIFF/PNGに対応する。Ethernet端子も備え、LANディスプレイ機能が使用可能。LAN接続された複数の最大8台までのPCからの画面映像を、最大4画面同時に投写できる。
PJ Linkに対応し、ダイレクトパワーオン/オフ機能も用意。動作音はエコノミーで26dB、ノーマルで30dB。入力端子はアナログRGB(ミニD-Sub 15ピン)×2、USB×2、HDMI(ver1.3)×1、S映像×1、コンポジット×1、アナログ音声入力×2、Ethernet×1。制御用のRS232Cも備える。10Wのモノラルスピーカーも搭載。
消費電力は最大286W。外形寸法は311×244×104mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約2.7kg。
(2010年 11月 29日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]