ニュース

B&W「805 D4」や「804 D4」など800 D4シリーズの実売が低価格に。ヨドバシやビッグカメラなど

ブックシェルフの「805 D4」

Bowers & Wilkinsのスピーカー「800 D4」シリーズの実売価格が、一部家電量販店で値下がりしている。5月30日14時15分に編集部がヨドバシ・ドット・コム、ビックカメラドットコムを確認したところ、ブックシェルフ型「805 D4」(1本)は666,270円、フロアスタンド型「804 D4」(1本)は1,138,500円に値下げされていた。どちらもこの価格に10%のポイント還元も適用される。

なお、グロスブラックのみ価格が異なり、805 D5は767,800円が691,020円に、804 D4は1,309,000円が1,178,100円となっている。

「第4世代800 Series Diamond」(800 D4)は2021年に登場したBowers & Wilkinsの新ハイエンドスピーカー。全7モデルが用意され、いずれのモデルにも、「数百にも及ぶ細部の改良といくつかの革新的な技術を組み合わせることにより、Bowers & Wilkinsがこれまでに作り上げてきたスピーカーの中で、最も透明感が高く、高精細で自然なサウンドを実現した」とする。

キャビネットの構造に大幅な改良が加えられており、従来の木製のトップ部に代わり、 剛性の高い鋳造アルミニウムのトッププレートを新たに採用。キャビネット全体の剛性を高め、静粛性をさらに向上させた。

上部のツイーターは最新バージョンに進化。従来よりも長さを増したチューブローディング・システムにより、より開放的なサウンドを実現したとする。無垢のアルミニウム材から切削加工によって作られた剛性の高いハウジングを、新開発の2点デカップリングシステムによってタービンヘッドから分離させることで、不要な共振と他のドライブユニットからの干渉を抑えている。

フロア型の「804 D4」

値下がりしている804 D4と805 D4には新しいキャビネットも導入された。2015年にヘッド付きの上位モデルに採用された「リバースラップ・キャビネット」デザインを採用。バッフル効果の影響を減らすと同時に、キャビネット全体の剛性を飛躍的に高めている。

804 D4には、新しいキャビネット構造に加えて、アルミニウム・ダイキャスト製の台座と下向きのバスレフポートを追加。800 Series Diamondのヘッド付きスピーカーの構造と同様のもので、ヘッドの有無を除けば803 D4と804 D4は非常によく似た構成のモデルになっているのが特徴。

ウーファーには、カーボンファイバー製スキンと軽量で厚みが連続的に変化するフォームコアによる低質量かつ高剛性な「エアロフォイル・コーン」を採用。さらなる低歪化のために、発泡体を用いたAnti-Resonance Plugを追加している。

フロア型モデルの脚部には堅牢な台座「アルミニウム・プリンス」を配置。拘束層ダンピングシートにより不要な共振を制御している。