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qdc、シングルBAの新IEM「FRONTIER」がイベント初展示。ポタフェス2025 大阪
2025年5月31日 16:44
qdc
アユートとqdc共同企画コンセプトのIEM最新モデル「FRONTIER」が、イベント初展示となり注目を集めている。発売時期は未定で、予価は19,800円前後。
フルレンジのカスタマイズドBAドライバーをシングルで搭載。qdcが得意とするプロフェッショナルモニターチューニングをベースに、BAならではの解像感とダイナミックレンジを大切にした表現に注力したという。
フェイスプレートには、「トランスルーセント・ミラー・グラデーション」という新デザインを施している。シェルも充填式に見えるような加工になっているとのこと。
同じくアユートとqdc共同企画コンセプトのIEM「DEBUT」はスタジオユースの「DEBUT-CS」と、ライブユースの「DEBUT-CL」の2種類が発売中で、価格は各55,000円。
特別カスタマイズした10mm径フルレンジダイナミックドライバーを1基搭載。物理真空DCマグネトロンスパッタリング技術を使用して製造された、高剛性かつ軽量で変形しにくいチタンコート振動板が採用されている。
付属ケーブルを単品パッケージ化した「DEBUT Cable」2種(各8,800円)も展示されている。
Astell&Kern
Astell&Kernからは、イヤフォン「LUNA」が参考出展。MADOOが協力した新開発の13mm径ユニボーラ・マイクロ・プラナー・マグネティックドライバー「KATABIKI」を搭載。筐体にはチタンを採用した。
ケーブルはEletech製の銀メッキOCCとOCCのハイブリッドケーブルを採用。コネクタ部は2ピンだが、イヤフォン側に溝を設けることで埋め込み型とし、2ピンの折れやすさをカバーしている。溝の形を2ピンの企画に合わせているため、リケーブルも可能。
開催日同日発売となった「PD10」も注目を集めている。価格は約44万円。世界初となる、AKM「AK4498EX」をクアッドDAC構成で搭載しているほか、XLR出力が可能なドッキングクレードルがセットになっているのが大きな特徴。
DAPには、デジタル信号とアナログ信号処理を完全分離したHEXAオーディオ回路構成を採用。アンバランスとバランスを完全独立させたデュアルオーディオ回路も搭載。
ユニークな機能として、インピーダンス適応型デュアルアンプも搭載。“イヤフォン用アンプ”と“ヘッドフォン用アンプ”を搭載しているようなイメージで、接続したイヤフォン/ヘッドフォンのインピーダンスを検知しながら、自動でアンプマッチングを行なうスマートゲイン機能が利用できる。
5,770mAhのバッテリーを搭載し、最大15時間連続再生が可能。AirPlayにも対応。ポリウレタンフェイクレザー製ケースも付属する。