「キャッツ&ドッグス」のBD/DVD化でトークショー
-猫ひろしがカンボジア国籍取得でオリンピックへ!?
矢口真里さんと、猫ひろしさんがゲストとして登場 |
ワーナー エンターテイメント ジャパン(ワーナー・ホーム・ビデオ)から、12月7日にBD/DVDが発売される「キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大作戦」。その発売に先駆けた1日、スペース FS 汐留(東京都港区)で試写会が開催された。
可愛い犬と猫が沢山登場する映画という事で、犬好きの矢口真里さんと、日本一有名な猫とも言える猫ひろしさんがゲストとして登場。トークショーを繰り広げた。
キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争 3D & 2Dブルーレイセット (2枚組) |
太古から続く犬と猫の戦い。そんな中、猫のスパイ組織“ニヤオ”の元エリート・エージェントだったキティ・ガロアが、恐ろしい武器を解き放つ。彼女は宿敵の犬達を降伏させるだけでなく、かつての猫仲間までもひれ伏させ、世界を我がものにしようと画策する。切迫した脅威に、犬と猫は初めて共に戦うことを決意し、肉球を合わせる。果たして肉球スパイチームは地球を守れるのか!?
猫ひろしさん |
矢口真里さん |
ゲストとして招かれた矢口真里さんは、ヨークシャーテリアの愛犬クッキーと暮らす犬好き。猫ひろしさんは、言わずもがなの猫好きということで、爆笑の犬猫トークが繰り広げられた。
「本当に猫って名前で良かったです」と、イベントに招かれた喜びを語る猫ひろしさん。矢口さんと並ぶと同じような身長で、「ミニモニは入れますかね?」と、さっそく場内を沸かせる。出で立ちはいつもの“半袖半ズボン”で、季節的に厳しい格好だが、素足の側面に「N」とマジックで書かれており、矢口さんに意味を聞かれると、「ニューバランスです」と誇らしげだ。
愛犬クッキー君の肉球を触りながら、いつもテレビを見ているという矢口さんは、映画の感想について「最初から最後までキュンキュンでしたね。それなのに、人間よりも凄いハイテク機械を使って地球を救うのが凄い。でも可愛い(笑)。いろんな癒しをもらいました」と笑顔。
家に猫の置物が500体もあり、奥さんに怒られているという猫さんは「犬や猫が喋っているんですが、人間が通りかかるとそれを隠して、誤魔化すんですね。そこがリアルで面白かったです。僕が動物を可愛がる時も、彼らは“本当はこんな事を考えているのかな?”と思いました」という。
矢口さんのファッションも、犬を意識した柄の服やネックレスをチョイス。髪型もポメラニアンを意識したという。猫さんは「可愛いですねえ。僕は野良猫みたいですみません」 | 猫ひろしさんは、マジックで書いたニューバランスを履いて(?)登場 |
他にも、ロジャー・ムーアが声優として参加していたり、音楽やシーンなどで、有名映画へのオマージュが隠されているなど、映画好きの人にも楽しめる内容になっているようだ。
トークショーでは「私は猫のように気まぐれな性格だ」、「私は猫のように綺麗好きだ」などの質問に矢口さんと猫さんが◯×で回答し、性格が猫派か、犬派かをチェックするコーナーも。その結果、矢口さんが猫派で、猫さんが犬派と真逆になり、「あれ、これ、今後の仕事的にマズイんじゃないですか?」と猫さんが慌てる一幕も。
犬猫に関することわざ、慣用句クイズや性格判断コーナーも |
犬猫に関することわざ、慣用句のクイズでは、「危険で安心できない事を、猫に◯◯」という問題で(正解は“猫に鰹節”)、矢口さんが「猫にマタタビ」、猫さんは「猫にペディグリーチャム」と回答。「ペディグリーチャムはそんなに古くないんじゃないの?」と矢口さんに突っ込まれた猫さんは、「江戸時代からあって、ペリーが伝えたんです。テストに出ますから」と、会場に集まった子供達に嘘の知識を植えつけていた。
そんな猫さんは、最近各国各地のマラソン大会でも活躍中。カナダで行なわれたフルマラソンでは自己新記録の2時間49分を記録。総合10位、日本人1位になったという。さらに、今週日曜日にはカンボジアに飛び、アンコールワットで行なわれる国際ハーフマラソンに挑戦するとのこと。
チュマールひろしの“チュマール”の響きがいたく気に入った様子の矢口さん |
「上位に入ったら、真面目にカンボジアの国籍をとって、カンボジア人になってオリンピックを目指そうと思うんです」と猫さん。毎日20kmを走りこみ、準備は万端とのこと。ギャグかと思いきや「本気」のようで、「カンボジア人になったら、猫ひろしから、チュマールひろし(チュマールはカンボジア語で猫)に改名します。外タレになるので、今のワハハ本舗から、稲川素子事務所に移籍しないといけませんね」とリアルな計画を発表し、場内を驚かせた。
最後に映画について、猫さんは「僕には子供、いや子猫はいないんですが、もしいたら一緒に観たい映画です。ご家族で楽しんでください」、矢口さんは「誰もがハッピーになれる映画。ワンちゃん、猫ちゃんを飼っている人なら、彼らがどんな事を喋っているんだろう? って、見る目が変わるハズです」と、それぞれ魅力をアピールした。
(2010年 12月 1日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]