ベンキュー、実売42,800円の3D対応DLPプロジェクタ

-SVGAで2,700ルーメン。Blu-ray 3D非対応


MS614

 ベンキュージャパンは、SVGA(800×600ドット)のDMDを採用したDLPプロジェクタ「MS614」を1月14日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は42,800円前後。カラーはピアノブラック。

 DMDの画素数は800×600ドット。210Wのランプを搭載し、輝度は2,700ルーメン。コントラスト比は5,000:1。独自の6色カラーホイールによるカラーマッチングテクノロジー機能やBrilliantColor機能も搭載する。

 レンズは1.1倍ズームレンズで、F値は2.56~2.8。24型~300型の投写が可能で、53型の映像を約2mの距離から投写できる。アスペクト比は4:3で、16:9も選択可能。

 DLP Link方式による3D投写にも対応。なお、3D表示には、NVIDIA Quadroシリーズの120Hz対応グラフィックカードを搭載するパソコンまたはDVDプレーヤーとアナログ接続し、3D対応コンテンツが別途必要。視聴にはオプションの3Dメガネ「3DGS-01」を使用する。HDMI入力も備えるが、Blu-ray 3D表示には非対応。

 USB端子も備え、JPG/GIF/BMP/TIFF/PNGの静止画表示に対応。PCレスでプレゼンテーションなどが行なえる。ダイレクトパワーオン/オフ機能も搭載。


背面端子部

 動作音はエコノミーで26dB、ノーマルで30dB。入力端子はアナログRGB(ミニD-Sub 15ピン)×2、HDMI(ver1.3)×1、S映像×1、コンポジット×1、アナログ音声入力(RCA)×2、アナログ音声入力(ミニ)×1。2Wのモノラルスピーカーも搭載。出力はアナログRGB(ミニD-Sub 15ピン)×1、アナログ音声出力(ミニ)×1。制御用のRS232も備えている。

 消費電力は最大298W。外形寸法は312×244×104mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約2.65kg。



(2011年 1月 5日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]