ベンキュー、実売約6万円の3D対応DLPプロジェクタ

-XGA解像度で2,700ルーメン。Blu-ray 3D非対応


DLPプロジェクタ「MX511

 ベンキュージャパンは、3D映像にも対応したDLPプロジェクタ「MX511」を12月24日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は59,800円前後。カラーはピアノブラックのみ。

 1,024×768ドットのDMDを採用したDLPプロジェクタ。光源は190W。輝度は2,700ルーメン。コントラスト比は3,000:1。独自の6色カラーホイールによるカラーマッチングテクノロジー機能やBrilliantColor機能も搭載する。

 レンズは1.1倍ズームレンズで、F値は2.51~2.69。23型~300型の投写が可能で、50型の映像を約2mの距離から投写できる。アスペクト比は4:3で、16:9も選択可能。

 DLP Link方式による3D投写にも対応。なお、3D表示には、NVIDIA Quadroシリーズの120Hz対応グラフィックカードを搭載するパソコンまたはDVDプレーヤーとアナログ接続し、3D対応コンテンツが別途必要。視聴にはオプションの3Dメガネ「3DGS-01」を使用する。HDMI入力も備えるが、Blu-ray 3D表示には非対応。


背面端子部

 ダイレクトパワーオン/オフ機能を搭載。動作音はエコノミーで25dB、ノーマルで27dB。入力端子はアナログRGB(ミニD-Sub 15ピン)×2、HDMI(ver1.3)×1、S映像×1、コンポジット×1、アナログ音声入力×1。2Wのモノラルスピーカーも搭載。出力はアナログRGB(ミニD-Sub 15ピン)×1、アナログ音声×1。制御用のRS232、USBも備えている。

 消費電力は最大260W。外形寸法は265×210×100mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約2.4kg。



(2010年 12月 20日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]