1月24日に民放59社で1分間のアナログ停波告知番組

-「停波まで6カ月」を砂嵐などで訴求


 日本民間放送連盟(民放連)は、地上アナログ完全停波まで6カ月となる1月24日に、地上デジタル放送移行を促す一斉放送を実施する。

 放送日時は1月24日 午後6時59分から7時までの1分間で、番組名は「7月地デジ化完了まで、あと6カ月!」。関東地域をあわせて全国30の都道府県の民放テレビ59社が実施する。この番組はアナログ放送とデジタル放送で内容の異なる「非サイマルPR」となる。

 アナログ放送の場合、冒頭から30秒間が“砂嵐”のシーンとノイズ音が続く番組構成で、「あと○カ月であなたのテレビは見られなくなる」などのカウントダウン要素を盛り込み、視聴者にデジタル放送受信準備を呼びかける。デジタル放送では、2台目以降のテレビのデジタル対応を呼びかける。番組の制作幹事社はTBSテレビ。

 この番組をもとにしたPRスポット素材(15/30/60秒)も制作し、今後活用していく方針。また、在京キー局5社では、2月から毎月24日を軸とした「強化ウィーク」を設定し、番組を通じた地デジPRを集中的に展開する予定。常時告知スーパー表示も、輝度や文字の大きさ、表示間隔などを変えながら、告知を強化してくという。



(2011年 1月 21日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]