ティアック、W録再/オートリバース搭載カセットデッキ
-倍速ダビング/パラレル録音対応。47,040円
シルバー(S) |
ティアックは、ダブルカセットデッキ「W-890R」を2月10日より発売する。価格は47,040円。カラーはシルバー(S)とブラック(B)の2種類を用意する。
オートリバース録音/再生メカを2台シンメトリカルにマウントしたカセットデッキ。テープはノーマル/クローム(ハイポジション)の録音/再生と、メタルテープの再生に対応する。
テープからテープへの倍速ダビングや、同時に2本のテープへ録音するパラレル録音機能を搭載。再生面では、ピッチコントロール(±12%)や、A-B間リピートなどが行なえる。長時間再生を可能にする両デッキ連続リバース再生機能を搭載。2本の90分テープを利用した場合、連続3時間、最大連続5往復の繰り返し再生が行なえる。TAPE Iのデッキのみ、テープカウンター「0000」の位置まで移動させる「Return to Zero」機能を備える。
ブラック(B) | 付属リモコン |
両デッキに高信頼のDCサーボモーターを搭載。ボディはモーター駆動時の振動をバランスよく分散/吸収し、外部振動にも強い構造を採用。大型インシュレータとの組み合わせて、無共振思想を徹底したという。また、両デッキにドルビーHX PROを搭載。録音時のバイアスを適正レベルにコントロールし、高域特性の向上を図っている。ピークレベルメーターや操作系は中央へ集中的にレイアウトし、操作性を向上させたという。
アナログRCAのライン入出力を各1系統備えるほか、標準端子のマイク入力やヘッドフォン出力を装備。消費電力は15W。外形寸法は435×145×286mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.3kg。リモコン「RC-1277」が付属する。
(2011年 1月 25日)
[AV Watch編集部 中林暁]