マクセル、ハイブリッド骨伝導イヤフォン「VIBRABONE」

-実売4,000円。骨伝導と通常ユニットの2基を搭載


HP-VBC40

 日立マクセルは、ハイブリッド骨伝導イヤフォン「HP-VBC40」を4月25日より発売する。愛称は「VIBRABONE(ビブラボーン)」。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4,000円前後。カラーはブラック(-BK)、ホワイト(-WH)、ブルー(-BL)の3色が用意される。

 骨伝導振動ユニットとマイクロスピーカーユニットから構成される耳栓型(カナル型)の骨伝導イヤフォン。重低音向けの骨伝導ユニットに、中高域を担当するマイクロスピーカーを組合わせたハイブリッド構成とすることで、骨伝導により重低音と広い再生帯域を両立している。

 骨伝導ユニットで、重低音を振動とともに再現する「3D VIBRATION」により、ポータブルプレーヤーなどでもサウンドの臨場感向上や、アクション/格闘/音楽ゲームの打撃音の迫力を高めているという。この振動(VIBRATION)と骨(BONE)を組み合わせて、愛称をVIBRABONEと命名。骨伝導ユニットのみを使う場合は、鼓膜への負担を低減し、音漏れも抑制できるという。

 再生周波数帯域は骨伝導ユニットが50Hz~20kHz、マイクロスピーカーユニットが20Hz~20kHz。インピーダンスは骨伝導ユニットが8Ω、マイクロスピーカーが16Ω。ケーブル中程には、ボリュームコントローラを搭載。骨伝導振動ユニットとマイクロスピーカーのそれぞれの音量調整が行なえる。ケーブル長は1.4m。重量は約21g(ケーブル含む)。イヤーピースはS/M/Lの3種類が付属する。

3色をラインナップする「VIBRABONE」

(2011年 4月 18日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]