オーディオテクニカ、スピーカー用のインシュレータ

-3層ハイブリッド構造で高音質化。中小型向け


AT6087の天面(左)と底面(右)

 オーディオテクニカは、小型~中型サイズのスピーカー用インシュレータ「AT6087」を5月20日に発売する。4個1組で、価格は3,780円。

 素材/硬度が異なる3層ハイブリッド構造を採用するインシュレータ。スピーカーの底面に置くことで、美しくはっきりとした中低域と、滑らかで聴き取りやすい音質を実現するという。3層構造の素材は、上から順に硬度60度のEPDM(エチレンプロピレンゴム)、硬度50度のSBR(スチレンブタジエンゴム)、硬度80度のNBR(アクリロニトリルブタジエンゴム)/PVC(ポリ塩化ビニル)。


装着イメージ

 3層の接合面には凹凸加工を、下部には凸凹構造を採用したことで荷重を分散、不要振動を抑制する。外側はABS樹脂モールドで、内部劣化の軽減を図っている。

 耐荷重は1個あたり4kgで、合計16㎏。外形寸法は31×16.5mm(直径×高さ)、重量は1個約12g。スペーサーが4枚付属する。



(2011年 4月 25日)

[AV Watch編集部 中林暁]