パイオニア、スリムな木目スピーカー「S-LM2」シリーズ

-5.1ch展開も可能。トールボーイがペア39,800円


トールボーイ「S-LM2-LR」、ブックシェルフ「S-LM2B-LR」、センター「S-LM2C」

 パイオニアは、スリム&コンパクトなデザインを採用し、5.1chシステムとして揃える事もできるスピーカー「S-LM2」シリーズを6月上旬に発売する。価格は、トールボーイの「S-LM2-LR」がペアで39,800円、ブックシェルフの「S-LM2B-LR」がペアで21,400円。センターの「S-LM2C」は1台14,800円。

 なお、「S-LM2」シリーズのサブウーファとしては、既発売のアクティブサブウーファ「S-21W」(23,800円)がラインナップされている。

 いずれのモデルも、インテリア空間に合わせやすい木目調仕上げを採用。低価格ながら、ラウンドフォルムのエンクロージャを採用したのが特徴。デザイン性を高めるとともに、内部定在波の発生も抑制している。


右がトールボーイ「S-LM2-LR」、左上にあるのがセンター「S-LM2C」ブックシェルフ「S-LM2B-LR」低価格ながら、ラウンドフォルムのエンクロージャを採用
テレビやAVアンプと組み合わせたところ。既発売のサブウーファ「S-21W」(左端)を加え、「S-LM2」シリーズのラインナップとなる

 また、トールボーイ、ブックシェルフ、センターで同じユニットを採用することで、位相と音色が揃い、「心地良い音場の広がりを実現する」という。ウーファには高強度なグラスファイバーコーンを、ソフトドームツイータにはネオジウムマグネットを採用している。

 トールボーイの「S-LM2-LR」は2ウェイ3スピーカーで、2cm径のソフトドームツイータを1基、7.7cm径のウーファを2基搭載。エンクロージャーはリアバスレフ。


トールボーイのサランネットを外したところ2cm径のソフトドームツイータを1基、7.7cm径のウーファを2基搭載ウーファはコーン型ユニットツイータはソフトドームユニット

 ブックシェルフは2ウェイ2スピーカーで、リアバスレフ。ブックシェルフ用のスタンド「CP-31B」(16,000円)も用意する。

 センターは2ウェイ3スピーカーで、ツイータを1基、ウーファを2基搭載する。各モデルの仕様は下表の通り。

センターの「S-LM2C」ブックシェルフ「S-LM2B-LR」の背面既発売のサブウーファ「S-21W」

種類トールボーイブックシェルフセンター
型番S-LM2-LRS-LM2B-LRS-LM2C
ツイータ2cm径×12cm径×12cm径×1
ウーファ7.7cm径×27.7cm径×17.7cm径×2
クロスオーバー
周波数
3kHz
再生周波数帯域45Hz~40kHz50Hz~40kHz
インピーダンス
出力音圧レベル84dB81dB84dB
最大入力150W100W150W
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
192×220×900mm119×162×179mm285×162×123mm
重量5.5kg1.5kg2.4kg


(2011年 4月 26日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]