ニュース

鹿島建設の立体音響スピーカー「OPSODIS 1」6月末までクラファン延長

「OPSODIS 1」

鹿島建設は5月30日、GREEN FUNDINGで実施している、立体音響技術「OPSODIS」を使った小型スピーカー「OPSODIS 1」のクラウドファンディングについて、プロジェクト期間を6月30日まで延長すると発表した。編集部が2日11時に確認したところ、支援金額は8.4億円を突破、支援人数は11,650人となっていた。

同製品が、国内最大級のオーディオビジュアル機器 総合アワード「VGP 2025 SUMMER」において、部門賞金賞と特別賞企画賞を受賞したことを記念した期間延長。「クラウドファンディング終了後の一般販売につきましては、未定となっております。ぜひこのプロジェクトを機会にひとりでも多くの方に『OPSODIS 1』をご体験いただけるよう関係者一同願っております」とのこと。

なお、すでに支援している人の納期予定に影響はない。

期間延長にあわせた試聴用展示場所は現在調整中とのことで、決定次第、あらためてアナウンスされる。

OPSODIS 1は、PCディスプレイの下など、近い位置に設置しても立体感が得られるサウンドが特徴の小型スピーカー。背後などにスピーカーを設置する必要が無く、リスナーの前方に設置した横長のスピーカーだけで、包みこまれるようなサラウンド感が得られる。

ソースとしては、バイノーラル録音された2ch音声から、通常のステレオ音楽まで幅広い音源を、立体的に再生できる。

周波数別にユニットを横並び配置したり、クロストークをキャンセルするため、左右のスピーカーから出力する音の位相を90度ずらしたり、振幅を半減させるなどの工夫を行ない、スピーカーながら、クロストークを抑えたリスニングを可能にしている。詳細は試聴レビュー記事を参照のこと。